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2009年03月04日
群馬部会例会のお知らせ
群馬部会例会のお知らせ
3月28日(土)13時30分より、群馬部会例会を下記の要領で開催いたします。
多数ご参加頂けますよう、お願い申し上げます。
日時 平成21年3月28日 13時30分より
場所 前橋市市民活動センターPePo 会議室 (前橋プラザ元気21 3階 地域交流プラザ内)
地図 http://www.pepo-c.com/otoiawase/otoiawase.html
参加費 500円
話題提供:大門 禎広 様
?青空の放射温度
?顕著現象の解説(岡崎豪雨)
また、田中からも簡単な話題提供を予定しています。その他、飛び入りの発表、
情報提供も歓迎します。
なお、例会終了後には、近場の飲食店で懇親会(4,000円程度)も予定しています。
申し込み希望の方は、3月21日までに下記の事項を記入して頂き、
田中宛に
お申し込みお願いします。
1.申込者氏名
2.申込者住所
3.メールアドレス
4.例会、懇親会、それぞれの参加希望の有無
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11:52 午前
Edited on: 2009年03月04日 1:43 午後
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B:群馬部会,
E:例会
第7回北関東支部栃木部会の報告
大門@日光です。
2月1日に栃木県那須塩原市の西那須野公民館で行った
第7回北関東支部栃木部会例会の報告を致します。
出席者は栃木県5人、福島県1人、千葉県1人で7人です。
この日は東海上で低気圧が発達して強風となったためJR
宇都宮線が一時運転見合せとなりましたが、昼前に復旧した
ようで時間通りに始めることができました。
内容ですが、
? 話題提供 根本由紀子さん
「日本の冬、緯度の割りに寒気が流れやすい」
東京、札幌、那覇と同緯度の地点の気温を比べると
中国など内陸を除くと日本のほうが1月2月の気温が
低い。ただし、3月になると中国の都市と同じか
やや低いくらいになる。ヨーロッパで比べると東京は
地中海、札幌でも南ヨーロッパの緯度に当たり冬の
気温は東京、札幌がかなり低い。(ヨーロッパは
うらやましい!)ということでした。また、アメリカ
はシベリアの寒気と比べると弱い傾向にある。
原因としてはアジアの場合はヒマラヤ山脈が東西に
走っているためシベリアの背の低い寒気は山を越えられず
高い山のない日本方面にだけ吹き出すためである。
それに比べるとアメリカのロッキー山脈は南北のため
そのようなことはない。
それから、南半球に目を移すと高緯度に陸地がないため
夏は気温がらず寒い。冬季は気温が下がらず暖かいが
チリの南端のほうは強風帯にあたり体感気温はかなり
寒い。
以上のように2月5日に東京で行われたサイエンスカフェ
を先取りした話しをしていただきました。
? 講演 宇都宮地方気象台 平松正道 技術課長 様
「栃木県の大雨と災害」
栃木県の災害(特に大雨)について話しをして
いただきました。
最近の大雨を見ると栃木県では那須豪雨をはじめ、
新潟・福島豪雨、福井豪雨、東海豪雨など各地で
起こっている。そのため栃木県では那須豪雨の影響
の少なかった地域(那須以外の地域)では大雨を
経験していないためあまり備えがない傾向にある。
ただ、大雨は毎年どこかで起こっているため安心は
できない。
栃木県の大雨を見るとほとんどが台風のときである。
雷雨は狭い範囲での災害はあるが大規模にはならない。
栃木県は南東部は平地、北西部に日光から那須の
山がある。時間降水量のは山のちょっと東の地域で
多いが、日降水量はもう少し山寄りで多い。そして
山の北西側にあたる旧栗山村では少ない傾向にある。
これは雷雲は山で発生するが、雷雲が発達するのは
ちょっと東に動いた頃のためである。また、台風の
時は関東風が山に当たって降るため山の南東斜面で
雨量が多くなる。
それから、冬の雪は南岸低気圧で降る。山でも
冬型で降る雪はあまり多くなく。南岸低気圧の雪
の方が多い。
? 天気図を囲む会
2008年12月21日 関東の温度シアー
この事例では12月20日から関東南部にはシアーが
でき始め、最大は22日2時で所沢で20.0℃、隣の鳩山
で4.7℃と15℃以上のシアーがありました。その後寒冷
前線の南下と共に北東の風が入りシアーは解消し雨と
なりました。
温度シアーは放射冷却で冷えたところに南風が入った
が関東の北と西には山があるため下層寒気の行き場所が
ないため内陸の寒気は解消しなかった。寒気が薄いのは
奥日光や那須、群馬県の草津の気温が平地よりも高い
ことからうかがえる。
その後北からは寒冷前線が南下するが、相当温位を
よく見ると集中帯が2本あり、1本目は温度シアーに
当たるものですが、降水はなく2本目の前線のときに
降水があったのがわかった。2本の前線が解析の
ポイントであった。
懇親会は西那須野駅前の「うる久」(うるひさ)で行いました。
出席者は7人でした。
懇親会は19:00頃終わりましたが、上り電車が19:42までなかった
ため、30分の待ち時間と宇都宮までの電車内では(私と根本さんで)
気候区分の話しと暑い話しと寒い話しがじっくりできました。
以上です。
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11:46 午前
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C:栃木部会
【報告】 水戸地方気象台「防災気象連絡会」
水戸地方気象台の「平成20年度 防災気象連絡会」
へ参加しました。
1月28日、水曜日の開催でしたが、茨城部会から
4名が参加しました。
● 気象台からの説明として、
「警報・注意報の改善」や「平成20年8月末の豪雨」
などの話を伺いました。
● 講演は 気象庁気象研究所の別所康太郎様より
「台風進路予想の最新情報」でした。
昨年(2008年)、各国の気象機関との合同で行なった、
台風の特別観測の様子を伺いました。「THORPEX」の
一環とした「T?PARC2008」の最新の研究です。
台風の特別観測実験T-PARC2008について http://www.jma.go.jp/jma/press/0810/16a/tparc.html
次世代台風予報技術の開発を目指して特別観測実験T-PARC2008を実施
http://www.jma.go.jp/jma/press/0805/09b/20080509.html
台風の進路予報に関する これからの研究に期待したい
と思いました。そして今回は 一般向けに話してください
ましたが、もう少し詳しい話が聞きたかった思いです。
以上、簡単な報告でした、よろしくお願いします。
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11:42 午前
Edited on: 2009年03月04日 11:45 午前
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D:茨城部会