一般社団法人日本気象予報士会北陸支部

一般社団法人日本気象予報士会北陸支部は、
富山県・石川県・福井県を主な活動範囲とする地方支部です。

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2018年度の活動記録詳細

北陸支部第73回例会

行事名北陸支部第73回例会
日時2018年12月8日(土)13:00-17:00
場所金沢市中央公民館彦三館 視聴覚室(石川県金沢市彦三町1丁目15番5号)
参加者 石川県・・・北村、立花、私市、吉田  
富山県・・・小林、野島、松島、渡会、井上、藤田、由比、奥之山、成川
福井県・・・高島  
その他・・・谷岡(兵庫) 、永田(福岡)  以上、17名(順不同、敬称略)

内容

1.開会・自己紹介
2.話題提供
(1)成川会員
「おおかみこどもの雨と雪と名前の魅力」
映画「おおかみこどもの雨と雪」の舞台となった富山県上市町の築140年の古民家は、年間1万人訪れる観光スポットになっている。この映画の子供のように天気・気象が関係する名前の数(2013年以降の上市中学校卒業生996名より)を調べたところ、全体で5.2%あった。最も多いのは陽であり、続いて晴、日、空、風、颯などが多かった。
(2)谷岡会員(関西支部)
「江戸時代の文献に書かれた大雪(地域は近畿北部から山陰を中心)」
近畿北部〜山陰に伝わる観望天気を紹介しながら、地方特有の天気を北陸と比較しながら紹介されました。また、鳥取藩の歴史書である因府年表を調査して、1840年の大雪など天気に関する記載部分について解説されました。   
(3)私市会員
「栄光・スターファイターの悲劇」
昭和44年2月8日に起きた自衛隊F-104 ジェット機「スターファイター」の墜落事故について、当時の天気や被雷の予測が難しかったことなど事故の原因を考察されました。    
(4)永田会員(西部支部)、井上会員
「(簡易版)大雨防災ワークショップ」
「気象庁大雨ワークショップ」において中心的に活動している西部支部の永田さんがワークショップを実際に行い、防災知識を伝える際のポイントについて紹介されました。
3.業務連絡
・次年度開催予定のサイエンスカフェについて
・次回は福井県で2月16日に開催
・次年度の3支部合同例会は6月29日に新潟(原発見学)で開催
 
    
参加者集合写真

参加者集合写真(写真提供:吉田会員)

4.懇親会 17:30〜20:00

場所: 鮮彩 結の華 金沢市安江町12-4
参加人数: 13名

(報告:吉田会員)

北信越合同例会・北陸支部第72回例会

行事名北信越三支部合同例会・北陸支部第72回例会
日時2018年9月16日(日)10:00-14:30
場所航空自衛隊 小松基地
参加者 石川県・・・立花 吉田  
富山県・・・藤田 西島 成川 由比 渡会 井上 奥之山
福井県・・・高島  
長野県・・・小菅 宮澤 達家 大塚 海野  
その他・・・前川 高木  以上、17名(順不同、敬称略)
参加者集合写真

参加者集合写真(写真提供:吉田会員)

内容

1.小松気象隊見学 10:00〜12:00
最初に小松気象隊の活動について紹介してもらい、落雷、雨雲の観測装置や災害時などで使用する移動式気象観測装置を見学した。また、予報担当の方から天気のブリーフィングを聞くことができました 今回、予報士会員でもある小松気象隊 花田さんの特別な計らいで充実した見学となりました。
2.航空機 見学 12:20〜14:30
航空祭前日であったため、戦闘機の展示を見学した。ブルーインパルスの事前フライトは、天候の悪化により危ぶまれましたが、鑑賞することができました。
2.懇親会 16:30〜18:30
小松基地から金沢駅まで移動して懇親を深めました。
場所: 「居酒屋いたちゃん 金沢駅前本店」  (石川県金沢市昭和町12番7号 金駅ビル1F)
参加人数: 13名

(報告:吉田会員)

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金沢地方気象台「お天気フェア2018金沢」協力報告

平成30年8月4日(土)に金沢地方気象台で開催された「お天気フェア2018金沢」に、 北陸支部の会員有志が協力しましたので、ご報告致します。

お天気フェア協力概要
行事名お天気フェア2018in金沢
日時2018年8月4日(土)9:00-15:00
場所気象庁 金沢地方気象台(石川県金沢市西念3-4-1 金沢駅西合同庁舎)
協力者 富山県・・・井上 奥之山 成川
石川県・・・北村 立花 吉田  
 以上、6名(順不同、敬称略)
内容

金沢34.9℃の暑さのなか、来場者350名を数え、昨年より盛況でした。

出し物は合同庁舎8階の現業室見学、パネル展示、誕生日天気図プレゼント、 6階会議室での気象実験や気象測器展示、DVD上映、などがありましたが、 気象予報士は8階の誕生日天気図の解説や、6階の気象実験(暖かい空気の上昇実験)を担当しました。


また日本赤十字社との共催により、応急手当や外科手術、無線などの体験コーナーがありました。


以上、気象予報士の協力に格別のご配慮(昼食の弁当を含む)を下さった 金沢地方気象台の関係各位に、この場を借りて深く御礼申し上げます。


なおこの事業には一般財団法人日本気象協会の公益目的支出から 活動資金の助成を受けています。記して謝意を表します。

(報告:吉田会員)

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富山地方気象台「気象台へ行こう!」協力報告

平成30年7月26日(木)に富山地方気象台で開催された科学教室「気象台へ行こう!」に、 北陸支部の会員有志が協力しましたので、ご報告致します。

お天気フェア協力概要
行事名科学教室「気象台へ行こう!」
日時2018年7月26日(木) 午前の部:9:30-11:30、午後の部:13:30-15:30
場所気象庁 富山地方気象台 (富山県富山市石坂2415)
協力者 富山県・・・四十谷、井上、奥之山、成川
石川県・・・北村、立花、松下
 以上、7名(順不同、敬称略)
内容:

・ポリ袋熱気球の実験、および減圧実験(容器内の空気を抜いてマシュマロを膨らませる。)を担当。
気象台と富山市科学博物館とのコラボ企画で、事前申し込み制の企画です。毎年定員いっぱいの申し込みがあり今年は92名の参加がありました。体験型の実験の人気が高く、予報士会の実験も目を輝かせて取り組んでいました。

以上、気象予報士の協力に格別のご配慮を下さった 富山地方気象台の関係各位に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

なお、この事業には一般財団法人日本気象協会の公益目的支出から 活動資金の助成を受けています。記して謝意を表します。

(報告:奥之山会員)

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福井地方気象台「お天気フェア」協力報告

平成30年7月22日(日)に福井児童科学館で開催された「お天気フェア」に、 北陸支部の会員有志が協力しましたので、ご報告致します。

お天気フェア協力概要
行事名「お天気フェア」
日時2018年7月22日 10:00〜16:00
場所福井児童科学館(福井県坂井市春江町東太郎丸3−1)
協力者 福井県・・・高島
石川県・・・北村、松下
富山県・・・松島
 以上、4名(順不同、敬称略)
内容

・竜巻発生装置およびペットボトルを用いた簡易竜巻説明器の説明補助
・ペットボトルを用いた雲発生装置での実験および説明

エンゼルランドを訪れた親子(子供は小さい子が多かった。)が、エンゼルランド内の一画で行われたお天気フェアにも訪れてくれました。子供には実験・体験を親御さんには説明もする場面が多かったです。特に、雲発生装置(実はエタノールの雲)が人気でした。

以上、気象予報士の協力に格別のご配慮(昼食の弁当を含む)を下さった 福井地方気象台の関係各位に、この場を借りて深く御礼申し上げます。

なおこの事業には一般財団法人日本気象協会の公益目的支出から 活動資金の助成を受けています。記して謝意を表します。

(報告:松島会員)

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北陸支部第71回例会

内容

1.開会・自己紹介
2.話題提供
(1)花田会員
「気象予報士会による気象部隊見学に関する検討(案)」
航空自衛隊小松基地にて小松気象隊や翌日の航空祭に先駆けてブルーインパルスの事前飛行があり、三支部合同会で、見学をさせていただけるよう、花田会員が計画、調整をして下さっています。この話題提供では、見学の目的やスケジュール、注意事項、手続きの方法など、わかりやすくガイダンスしていただきました。
(2)四十谷会員
「越中國立山 布橋灌頂会」
富山県立山町にて昔から続く山岳信仰にまつわる伝統儀式「越中國立山 布橋灌頂会」。写真や古文書などを用いて幽玄なる世界へ誘って下さいました。また、菅笠、白装束、目隠し(!)に身を包んだ女性の行列が布橋を渡る様子には思わず息を飲みました。   
(3)泉会員
「7月の梅雨末期の大雨について」
近畿、中国、四国、九州地方で発生した『平成30年7月豪雨』についてツイッターの災害につながるキーワードを用いたハッシュタグから災害情報を収集し、時系列に沿って、発生する災害の分布について解説して下さいました。    
(4)野島会員
「よんまる会のご紹介と、交流会の告知」
よんまる会のこれまでの活動の紹介と、来る11月に富山へ来訪される計画の告知、北陸支部との交流の提案などがあり、今後、相互で意見交換をし、交流会について話を詰めていくこととなりました。
3.講演
「山岳斜面を診る;地すべりの素因と誘因」
講師:富山大学理学部生物圏環境科学科 柏木健司先生
実際の地すべり現場の生々しい写真と地形図を例に、地すべりのメカニズムを、地すべりが起こりやすい地形の話や地すべりの素因と誘引の話をして下さいました。また、地すべりとはどのような現象なのかを大変かみ砕いてわかりやすく解説していただき、久し振りに大学の授業を受けているような気分で楽しく聞かせていただきました。 
    
4.今後の予定

 11月末頃に金沢で第73回例会を開催の予定(詳細未定)。

参加者集合写真

参加者集合写真(写真提供:野島会員)

5.懇親会 18:00〜20:00

場所: 度々平
参加人数: 14名

(報告:奥之山会員)

北陸支部第70回例会、北陸支部第13回支部定期総会

内容

1.北陸支部第13回支部定期総会

時間:13:20-14:10
出席者21名、委任状7名

  1. 第1号議案 北陸支部第12期活動報告
  2. 第2号議案 北陸支部第12期決算報告および会計監査報告
  3. 第3号議案 北陸支部第13期活動計画
  4. 第4号議案 北陸支部第13期予算案

第1-4号議案はすべて原案どおり承認されました。

  1. 第5号議案 北陸支部第13期役員選出
  • 支部長   : 松島真二郎
  • 副支部長  : 奥之山正(富山県)、吉田勇太(石川県)、高島英之(福井県)
  • 支部会計  : 渡会三千代
  • 支部会計監事: 杉村佳昭

以上の各氏が選出されました。

参加者集合写真

参加者集合写真(写真提供:吉田会員)

2.例会話題提供

時間:14:10-16:50

(1)小林 英士さん
「米国生活の話について」
米国南東部のノースカロライナ州での3年間の生活について、ケッペン気候分布の温暖湿潤気候の解説や天気予報図の 前線の記載方法が日本と違う点、ライト兄弟の飛行場について紹介されました。
(2)私市 喜八郎さん
「小寒後の寒波について(2018・1・10〜13)」
冬の雪害、2018.1.10〜13の小寒寒波「倶利伽羅峠雪害」、2018.2.5〜7の立春寒波「牛ノ谷峠雪害」について、 天候の特徴や降雪量(過去10年で最も多かっ た。)、被害状況(近江町で売るものがない!)、交通機関の運行状況 (教訓:大雪時はいかに効率よく通行止めをし集中除雪をするか、高速道路と国道の連携動作が必要)、降雪量予報 (全国ニュースの北陸降雪70cmはほぼ新潟の山間部を指し、各県気象台では警報、注意報でないと降雪〇〇cmと 発表しない)について解説されました。
(3)藤田 一さん
「『南海トラフ地震に関連する情報』の発表について」
平成29年11月1日より運用開始された「南海トラフ地震に関連する情報」の発表に伴い、東海地震のみに着目した情報 (東海地震に関連する情報)の発表は行わないこととなったことなど解説されました。
(4)高島 英之さん
「大雪で苦労されたこと@」
 福井県の今年と昭和56年の大雪を比較した結果、日最深積雪は今年147cm、昭和56年は196cmと昭和に比べれば低かったこと、また気温は昭和56年より低く、軽い雪だったことが紹介された。
(5)佐藤 理さん
「大雪で苦労されたことA」
 今年の2月6日に石川県かほく市から山形県最上町まで車で移動した体験を紹介された。かほく市を5:00に出発し、新潟空港に12:30、最上町に19:30に到着した。途中、ホワイトアウトかつワインディングロードを走っているようであり、豪雪地帯はきれいに除雪されていたが、あまり降雪がないところは除雪が下手であった。
3.業務連絡

7月に富山県で第71回例会を開催の予定(詳細未定)。

三支部合同例会の企画について(小松基地航空祭予定)。

4.懇親会 17:30〜20:00

場所: 「駅前馳走酒場よいよい」
参加人数: 17名

(報告:吉田会員)

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