一般的な地上観測施設のほか 2001年3月に設置された、広さは5メートル四方程度のウィンドプロファイラなどを見学することができました。また、質疑応答では 熊谷地方(埼玉県)の気象・気候上の特徴や、予報においての コンピューター予報と予報官による予報の修正のありかたなどの議論が出て有意義な見学会となりました。 露場観測露場観測露場観観測露場 ウウィンドプロファイラウィンドプロファイらウィンドプロファイラ
埼玉支部会二回目の行事は、第一部作業部会・第二部講演会・第三部講習会の三本立てでした。作業部会では、各部からの現状報告および意見交換が行われ、講演会では当会世話人の田崎さんによる花粉症についての講演をして頂きました。
田崎さんの講演を熱心に聴く
前線の位置は本当にここでいい?
午後の講習会は入門コースと一般コースに分かれて、特に前線解析に主眼をおいたところに特徴があったと思います。課題は2題ありましたが、入門コースでは低気圧のプロット手順からやさしく教えてもらうことができました。一般コースでは予報の作業も行いましたが、その後の解析図の検証ではやはり前線の位置について、雲画像、気団境界(地上と850hPa面の温度場)、風向を基に個々に不適正さをご指摘いただきました。特に今回の例題では風向の明瞭な変化を捉えたかどうかがキーだったと思います(入門コース6名、一般コース8名の参加)。 前線解析作業中