気象サイエンスカフェ in 名古屋

サイエンスカフェは、科学者などの専門家と一般の市民が飲み物を片手に気軽に科学などの話題について語り合う新しいコミュニケーションの場です。 東海支部では、毎年、日本気象学会中部支部と共催で気象サイエンスカフェを開催しています。

第26回 気象サイエンスカフェを 2024年2月18日に開催しました。
たくさんの御参加、ありがとうございました。 次回は 2024年秋頃の開催予定です。

第26回 気象サイエンスカフェ in 名古屋

テーマ「源氏物語 in 名古屋」

[スピーカ]
元TBSアナウンサー・日本気象予報士会 顧問
石井 和子

平安時代の気候は今と比べてどんなだたのでしょうか? 大河ドラマでおなじみの紫式部は、『源氏物語』のなかに ありとあらゆる恋を描きながら、たくさんの気象現象をちりばめています。 それらは驚くほど正確で、現代の天気図がはっきり浮かんでくるほどです。 今回は天才・紫式部の観察眼のするどさに迫りながら、気象を通して皆様と 源氏物語をひも解いてみたいと思います。

[日時]
2024218日 (日) 15:00〜16:30
[会場]
7th Cafe (セブンスカフェ)
名古屋市中区栄三丁目18-1 ナディアパーク デザインセンタービル 7階

[申込要領]
参加費:600円 (ドリンク代)
定員:45名(先着順)

[主催] (公社)日本気象学会中部支部、(一社)日本気象予報士会東海支部

【第26回気象サイエンスカフェ in 名古屋】 案内 (PDFファイル)

第25回 気象サイエンスカフェを 2023年11月26日に開催しました。
たくさんのご参加、有難うございました。

第25回 気象サイエンスカフェ in 名古屋

テーマ「ニューノーマル化する異常気象 どうなる地球 どうする人類」

[スピーカ]
三重大学大学院 生物資源学研究科 地球環境学講座 気象・気候ダイナミクス研究室 教授
立花 義裕

今年の夏は異常に暑く、日本だけでなく世界各地で観測史上最高記録が更新されました。 異常気象の多くは、地球温暖化と複数の相乗効果で発生します。 記録的猛暑、記録的豪雨、暑い残暑、そして豪雪。
このような「異常な気象」は次の「異常な気象」を招きます。 異常気象は連鎖するのです。
極端な気象は、地球規模で毎年のように発生していますが、 これが「普通の天候」となってしまうのでしょうか?  このまま人類が温室効果ガスを出し続けるなら、 異常気象がニューノーマルな時代がやってくるでしょう。
いや、すでに来ているのかもしれません。 「異常な気象」の発生原因についての私たちの直近の研究成果を中心に、 皆さんと異常気象を語り合うカフェにしたいと思います。

[日時]
20231126日 (日) 15:00〜16:30
[会場]
7th Cafe (セブンスカフェ)
名古屋市中区栄三丁目18-1 ナディアパーク デザインセンタービル 7階

[申込要領]
参加費:600円 (ドリンク代)
定員:45名(先着順)

[主催] (公社)日本気象学会中部支部、(一社)日本気象予報士会東海支部

【第25回気象サイエンスカフェ in 名古屋】 案内 (PDFファイル)

第24回 気象サイエンスカフェを 2023年2月26日に開催しました。
たくさんのご参加、有難うございました。

第24回 気象サイエンスカフェ in 名古屋 Zoom

テーマ「気象とヘリコプターの運航」

[スピーカ]
帝京大学理工学部 航空宇宙工学科 教授
今井 道夫

航空機が飛行する大気では様々な気象現象が発生しています。その気象現象は、航空機の性能や運航の可否を左右するなど、大きな影響を及ぼしています。 航空機の中でも、対流圏下層を飛行するヘリコプターは気象現象の影響を受けやすく、また、飛行する場所も、気象観測が行われていない人里離れた山間部が多くなっています。 今回のサイエンスカフェでは、ヘリコプターの運航を中心に、航空機の飛行方式と気象状態、気象情報の取得、航空計器、 各気象要素がどのように利用されているのかについて紹介いただきます。

[日時]
2023226日 (日) 13:00〜14:30
Zoomを利用して開催

[申込要領]
参加費:無料
定員:80名(先着順)
申し込み期限:2月17日(金)

[主催] (公社)日本気象学会中部支部、(一社)日本気象予報士会東海支部

【第24回気象サイエンスカフェ in 名古屋】 案内 (PDFファイル)

第23回 気象サイエンスカフェを 2022年10月30日に開催しました。
たくさんのご参加、有難うございました。

第23回 気象サイエンスカフェ in 名古屋 Zoom

テーマ「豪雨をもたらす線状降水帯の実態と 大気の河の航空機観測」

[スピーカ]
名古屋大学宇宙地球環境研究所教授・
横浜国立大学台風科学技術研究センター副センター長
坪木 和久

近年、線状降水帯に伴う豪雨災害が増えています。 地球温暖化とともに大気中の水蒸気が増えると、線状降水帯などの激しい積乱雲の群が発生しやすくなります。 日本は湿潤な気候帯に位置しているので、豪雨が激甚化することは、今後ますます防災上の大きな問題となります。 線状降水帯は未解明な点が多く、その雨量や強度の予報には大きな誤差があります。 近年、線状降水帯などの豪雨をもたらす原因として、「大気の河」とよばれる大規模な水蒸気の流れが大気中にあることがわかってきました。 そこで私たちは航空機観測により、大気の河の観測に挑んでいます。 ここでは豪雨をもたらす線状降水帯と大気の河の実体と、それらについての航空機観測などの最新の知見をお話しします。

[日時]
20221030日 (日) 15:00〜16:30
Zoomを利用して開催

[申込要領]
参加費:無料
定員:80名(先着順)

[主催] (公社)日本気象学会中部支部、(一社)日本気象予報士会東海支部

【第23回気象サイエンスカフェ in 名古屋】 案内 (PDFファイル)

第22回 気象サイエンスカフェを 2022年2月13日に開催しました。
たくさんの御参加ありがとうございました。

第22回 気象サイエンスカフェ in 名古屋Zoom

テーマ「東海三県の降雪特性に関する考察
― 2017年1月、2021年12月の事例をもとに」

[スピーカ]
三重大学 生物資源学研究科 教授飯島慈裕

[日時]
2022213日 (日) 15:00〜16:30
Zoomを利用して開催

東海三県に雪が降るときには、 寒気が若狭湾や琵琶湖を越えて伊吹山や関ケ原方面に来る場合や、 養老山地と鈴鹿山脈を通って いなべや四日市に抜ける場合があり、 この場合には、太平洋側でも豪雪となることがあります。 最近では、2017年11月や 2021年12月に、彦根や三重県側で、 局地的に大雪となりました。

本講演では、日本海での風の吹き方や若狭湾から伊勢湾にかけての大気の状態から、 豪雪になりやすい状況と、実際に降雪があった時の雲や降水の様子を紹介し、 東海地域の降雪の特徴について理解を深めます。

[申込要領]
定員:60名(先着順)
参加費:無料
申し込み期限:1月末

[主催] (公社)日本気象学会中部支部、(一社)日本気象予報士会東海支部

【第22回気象サイエンスカフェ in 名古屋】 案内 (PDFファイル)

過去に開催したサイエンスカフェ

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