１．黄砂・大気汚染物質が及ぼす健康影響と健康予報による予防対策
・ＰＭ２.５が健康被害を及ぼす恐れからクローズアップされ出したが正しい認識はされていない
・越境してくるものは４０％くらいで中国よりもモンゴルからのものが性質が悪く
・越境してくるものは４０％くらいで中国よりもモンゴルからのものが性質が悪く
・ＰＭ２.５は健康面では呼吸器を通しての悪影響は最も大きいが、肌との関係も大きく特にニッケル分が肌に悪い。

２．広島豪雨災害の状況報告
８月２０日の豪雨は豊後水道から１ｋｍ以下の下層に流れ込んだ大量の水蒸気がバックビルディングを形成。 現地調査の写真紹介があり、人口密集地であったため土石流被害はすさまじく、類を見ない惨状であった。

３．自然の揺らぎを聞いてみませんか。
・自然界の揺らぎ（波動）をＪａｖａソフトを使って変動信号に置き換え、可聴化されたメロディ風な音を聞かせていただいた。揺らぎとしては湖水振動、星の瞬き、海洋波、濠の水の波動、風の揺らぎ、鮭の回遊音などまるで作曲音のような雰囲気をかもし出していた。

４．過去の災害を生かす。
・情報に頼らないでも危険を察知する方法が必要である。広島災害から考えられる大雨の察知兆し
・夜の雷は大雨の兆し；　雷が長い間なる　／眠れないくらいの雷鳴と雨音　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
・住民の心がけとして；　住んでいるところの土質・地形を知る／情報を待たずに異変を感じる注意力
／防災意識を高める

５．愛媛地方の大雨
昭和１８年の台風に伴う大雨の解析について、豊後水道から山陰に抜けた台風において愛媛では
低温、低湿な気塊の流入により前線が再形成、再強化されて大雨となり多数の死亡者が出た。
昨年に続いて肱川あらしの発生初日クイズの紹介があった。

６．低気圧発生の源
中緯度では四季を通じて高気圧の動きが天気を左右しており、大陸の東縁部では海面の高い水温
で高気圧が温暖化して発達しやすく、二つの高気圧のせめぎ合いから低気圧が生まれる。
四季を通じてユーラシア大陸の気圧、気温の動きで日本の天気の変遷を系統的に予測するのには
一般の人でも取り組みやすい。

懇　親　会：　米子ワシントンホテルプラザにて