第108回(2022/12/17)神奈川支部例会 かながわ労働プラザ 第3会議室・Zoom

形式:会場とZoomによるハイブリッド開催

【例会内容】

1.招待講演 国立極地研究所 特任教授(総合研究大学院大学 名誉教授)山内恭様
「南極・北極から見る地球温暖化」

わが国の南極観測や北極観測の始まりから、現在地球全体の気候に重要な役割を果たしている場所として極地の観測研究が進んでいるとの説明の後、南極内でも場所によって温暖化の違いが大きいことや、近年全球平均の2〜3倍で温暖化増幅が起きている北極の氷アルベドフィードバック、北極と南極の温暖化の違いなど、普段なかなか聞けない興味深いお話をいただきました。

2.写真展 〜月食写真を楽しもう!〜
11月8日の月食と同時に起こった天王星食について、会員から応募いただいた選りすぐりの写真と動画、PPTスライドショーなど33点を、撮影した会員から撮影時のエピソードと撮影データ(使用機材、シャッター速度、露出、ISO値、焦点距離)を交えて発表していただきました。 いずれの写真・動画も素晴らしく、参加者全員で堪能しました。

3.予報士会会員発表
(1)横浜地方気象台次長 永井佳実様
「予報士会神奈川支部の東京管区気象台長表彰の経緯について」

横浜地方気象台から、気象予報士会神奈川支部及びサニー・エンジェルスが東京管区気象台長表彰に推薦され、本年6月の気象記念日に受賞となるまでの経緯について、説明いただきました。更に、横浜地方気象台の2023年の広報活動についてもご紹介いただきました。

(2)松本直記 会員
「南極観測船ふじを見てきた」

名古屋ガーデン埠頭に係留され博物館として実体保存されている南極観測船ふじの見学内容を、ふじが舞台となったマンガ作品の紹介とともに報告いただきました。実際に、ふじに観測隊として乗船された山内先生からもコメントを頂戴しました。

(3)広野 守会員
「〜カルガモだけじゃない!〜身近にいるカモたちの魅力」

身近で見られる冬鳥カモたちの魅力や生態、飛来経路等について、クイズなども交えながら、楽しく説明いただきました。

集合写真


参加者数

対面参加者:19名、オンライン参加者:30名、参加者計49名

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