第104回(2021/10/31)神奈川支部例会(Zoom例会)

形式:Zoomによるオンライン開催

【例会内容】

1.新井支部長挨拶、初参加者の自己紹介
2.招待講演
「海洋CO2吸収と地球温暖化-北極海も主要な吸収域-」
東北大学大学院理学研究科大気海洋変動観測研究センター 衛星海洋学分野 安中さやか 教授
 講演項目
(1)CO2と地球温暖化
(2)大気海洋間CO2交換の仕組み
(3)海洋CO2分圧
(4)海洋CO2吸収

 海洋は人為的放出されたCO2内、約4分の1を吸収するが、海洋CO2分圧と大気CO2分圧の大小の対比関係により、吸収あるいは放出する。 また吸収量は場所や季節によって大きく変化し、時と場合によって放出に転じる状況を地図により海域名位置の具体的な説明があり理解出来ました。
 船舶による海洋CO2の自動観測、海洋中のCO2濃度の上昇が、海洋酸性化にもつながる仕組みについても詳細な説明がありました。
 北極海は従来CO2交換はゼロと思われていたが、海氷の割れ目からの海水面の拡大海水温が低いことから重要なCO2吸収域になることに 安中教授は着目して研究に取り組んでおられる理論的根拠、研究姿勢などが熱意ある講演から感じ取れました。
 北極海が大きなCO2吸収域となり地球温暖化に寄与することを知るよい機会となりました。
3.会員発表
「台風19号と狩野川台風」和田 会員

 大きな被害の発生した台風1919号と狩野川台風の気圧配置、進路、雨量、暴風域などにおける両者の相違点、類似点について説明があり、 「防災対応や災害対応では気象予報のみならず、過去のイベントも調べ、それから得られた教訓を踏まえて対応する必要がある。」と結びを頂きました。
4.「おかえりモネ放送記念」写真展
【パート1】「おかえりモネ」採用写真展!

NHK「あなたの身近な観天望気 作品ギャラリ―」 に掲載の作品
・5名8作品の応募(うち1作品は番組エンディング時に放映されました。)
 出展者から撮影時のエピソードなどが紹介ありました。
【パート2】あなたの身近な気象写真展 & 人気投票!
・12名28作品の応募がありました。
 出展者から撮影時のエピソードなどが紹介ありました。
 応募作品への例会参加者からの人気投票は、チャット機能とgoogleフォームで実施しました。
人気投票結果の順位を下記に記載します。(※「タイトル名」は雲の学術名を考慮しておりませんので、ご注意願います。)
1位「瀬戸内海の雲に映ったブロッケン現象」撮影者: 水田 会員


2位「湘南平から望む積乱雲」撮影者:高橋 会員


3位「通り雨拡大すると…」撮影者:遠藤 会員



4位「西日に輝く気仙沼湾」撮影者:大貫 会員


同点5位「寒川町のウユニ塩湖」撮影者:高橋 会員


同点5位「第18共徳丸にかかる虹」撮影者:大貫 会員


参加者数

64名、オンライン懇親会 18名
写真撮影にご参加いただいた方々

オンライン懇親会参加者数

18名
各人が最近気になっている話題を交換し合い楽しく歓談しました。

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