第72回(2013/12/21)神奈川支部例会
慶應義塾 日吉キャンパス 来往舎 1階シンポジウムスペース

招待講演

鈴木 文二 先生(埼玉県立春日部女子高等学校教諭)「彗星観測の醍醐味 −たとえばアイソン彗星の崩壊−」
彗星の構造や大きさすら知らない方にも分かりやすい説明で楽しく学ぶことができました。 興味がある方は、ぜひ、鈴木先生の著書「彗星の科学−知る・撮る・探る」を読んでみてください。

会員話題提供1

濱野 会員(千葉支部)「ミッドウェー海戦 運命の索敵」
第二次世界大戦時の「ミッドウェー海戦」にて日本軍の大敗した原因として 気象が関与していなかったのだろうか?という切り口でお話をしてくださいました。

3分間話題提供(1)

1.神奈川支部 野辺 会員「かららいさま」
2.神奈川支部 菊地 会員「過去の予報の収集など」

会員話題提供2

田家 会員(東京支部)「1257年の巨大噴火」
1257年の巨大噴火に関するお話でした。この噴火を起こした火山が特定されていなかったのですが、 最近の研究で、インドネシアのロンボク島サマラス火山の可能性が大きいことが分かったそうです。

池辺 会員(北陸支部)「IPCC報告書を正しく読み解く」
IPCC(温暖化で地球が大変なことになるという前提でつくられた組織)の報告書についての疑問点を挙げ、考察をされていました。

梶原 会員(神奈川支部)「気圧と風向の観測値から推測する台風の位置」
1観測地点の気圧と風向から台風の経路を推測するという試みをされていました。 現状は、台風の速度が一定で、直線の経路をとるときには精度よく予測ができるようです。

根本 会員(千葉支部)「2013年8月11日、北京では?」
2013年8月11日に高知県江川崎で41℃を記録したとき、北京では大雷雨だったそうです。
天気図などの資料を見ると、ちょうど北京付近がサブハイの辺縁に位置しており、大気の状態が不安定であったことがわかりました。

3分間話題提供(2)

1.山本 会員(神奈川支部)「母親向けのアンケートのお願い」
2.坪田 会員(神奈川支部)「ニューヨーク市を対象とした局地天気予報」
3.山口 会員(神奈川支部)「今、興味があること」

懇親会

日吉と言えば「寅さん」ということで、懇親会のみの参加者6名を加えた47名で盛大に開催しました。
招待講演の鈴木文二先生にもご参加いただき、本日の講演内容や数々の話題提供について 様々な意見交換が行われたほか、忘年会も兼ねて楽しいひと時を過ごせました。

参加者数

例会66名(初参加11名)、懇親会47名

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