第132回例会
日時:2023年2月25日(土)13:30〜17:00
場所:広島市西区民文化センター 小会議室2 + Zoom
参加者:7名(会場4名、Zoom3名)

内容:
1. 事務連絡、近況報告

2. 話題提供
(1)こども天気予報の中間報告(松岡会員)
3月18日(土)に江波山気象館で開催する「家族でチャレンジ こども天気予報」の準備状況の報告があった。

(2)2022年 広島市中区の天気ふりかえり(中野会員)
・年平均気温は17.1℃で高い方から第5位。
・年降水量は1212.5mm(年平均の77%)で少なかった。
・台風19号が中国地方を通過し(9月19日)、廿日市市など県西部で記録的な大雨となった。
・1か月予報の精度は6割(7/12)だった。2020年、2021年も同程度。
 主に3、4週が外れることが多く、高緯度の高気圧の発達、移動が予測しにくいのではないかと考える。

(3)西条の6年間の天気を振り返って(堀本会員)
6年間過ごした西条を離れるにあたり、冬の寒さや広島市内との雪の降り方の違い、平成30年7月豪雨の体験など、気象・気候に関する実体験を振り返った。
特に、趣味のマイコンで、自作のGPS付モバイル気象測定機器(気温・湿度・気圧)を自転車の前かごに積んで、西条盆地の気温分布を測定されたことについては、参加者より多くの質問があった。

(4)福山特別地域気象観測所の気温について(杉原会員)
福山(特)の気温は周辺の観測地点より低い(特に秋冬の最低気温)ことが、以前にも何度か支部で話題になっている。
今回、2022年1年間について、日平均/日最高/日最低気温を、瀬戸内沿岸部の他の観測地点と比較を行った。
広島は福山より日平均気温で約1℃、日最低気温で約2℃高く、都市化の影響が大きいと考えられる。
岡山、笠岡及び西日本農業研究センターは、日平均気温で0.2〜0.4℃高かった。
この差は観測地点周辺の環境の影響もあると考えられる。

4. 天気図検討会
翌2月18日の広島市の天気を予想するため、各種天気図を解析し、意見交換を行った。
ページのトップへ戻る