第105回例会
日時:2017年12月9日(土) 13:00〜17:00
場所:広島市まちづくり市民交流プラザ 4階会議室C
参加者:9名(山陰支部から1名参加)

内容:
1.事務連絡
広島県支部創立20周年記念行事についての話し合い
支部連絡会議の参加報告

2.話題提供
1)「枕崎台風に関する石碑を見に行ってきました」:渡辺会員
枕崎台風にかかわる石碑
@廿日市市宮浜温泉 米山神社広場内の京都大学調査班の遭難碑
A廿日市市宮浜温泉 洗心園内の日赤大野療養所で被災された方々の石碑
B廿日市市宮島町紅葉谷に設置されている石碑
について、現地に於いて確認し、訪ね方、今の状況等について写真で紹介し、
併せて、当時の気象状況、被災原因、災害復旧について調べた資料を説明した。

2)「お天気よもやま話」:中野会員
@平成29年7月5日島根県豪雨におけるGSM,MSMと実況の差
・GSMは雨の分布、強度とも実況とかけ離れている。雲物理のラフさと雨の強度にリミットを設けているためと思われる。
・MSMは、初期値が変わるごとに雨の分布や強度が変わっている。3時間前の初期値でようやく実況に近くなるがまだ不十分。
・松江地方気象台の気象情報も後追いの感あり。大雨特別警報が5日05時55分に出ているが実況ですでに特別警報の発表基準を超えている。
・線状降水帯の時は気象台も降水量の予想はできず、自分でリアルタイムの情報を集めて自分の身は自分で守る必要がある。
A平成29年台風18号、21号の被害状況他
・死者は大雨によるものが多い。男性が3/4、また60歳以上が3/4を占める。
・重傷者は強風による転倒で骨折のケースが大半。女性が7割弱、また60歳以上が8割を占める。
 最大風速が7m/s程度でも瞬間風速が20m/sちかくになり転倒して骨折のケースあり。風を甘く見てはいけない。
・平成29年7月の台風発生数は8個と平年の3.6個を大幅に上回った。理由はMJOの影響により対流活動が強まったためと思われる。

3.天気図検討会(12月10日(日)の広島市の天気)
 今回は、時間的余裕も有り、各人が自分の予想を公開した。
  
4.懇親会 兼 忘年会
 参加者5名。

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