[群馬部会]群馬部会2019年6月例会 報告


日本気象予報士会の皆様

大門です。

2019年6月29日(土)に群馬県前橋市で行った
群馬部会6月例会の報告をいたします。

【群馬部会例会】

大門、手島、櫻井、芳野、井田、小河原、田部井、気象台(中村さん)
7名+1名

〇前橋地方気象台
台風情報について
・示度などの情報も5日先までに延長された
・予報円半径が20%小さくすることができた
・アンサンブルのバラツキが小さい場合は予報円をそれなりに小さくする

警戒レベル
 ・今年度から導入された警戒レベルについて
  警戒レベル1,2は気象庁が出すものでこれまでと変わっていない。
  3〜5については自治体が出すもの。警戒レベル相当情報は気象庁で
  出しているが警戒レベルと全く同じ基準ではない。
 ※警戒レベル3〜5は自治体が出すもので、警戒レベル相当情報とレベルが
  同じではないということは知りませんでした。


〇インターハイ
 ・気候をまとめる(既に原稿は出している)
 ・気象モニタリング
  テントを張れるかなどの予想。毎朝3:30起床、5:00出発なのでそれ前に予想を出
す。
  今年度から気象台は夜勤がなくなってしまったので夜間・早朝の対応ができない状況に
  なってしまったので、本庁で対応してもらえるようインターハイの事務局から頼んでいる。
  (気象予報士 2名)
 ・採点
  40分で天気図、(45枚×2)90枚採点
  (気象予報士4名)
 ※モニタリングと採点を誰にするかは、これからお願いしていく

〇話題提供(大門)
 ・群馬県北部の雷について
   2018年7月〜8月の10分毎のレーダー画像、水蒸気画像の動画、MSM雲断面図
  と安定指数などからにわか雨や雷雨の予報の目安となるように一覧表を作ってみたが、
  いろいろな原因で雷雨になるらしく、明確な基準は見つけられなかった。
   ただ、動画で見る限りは南下する寒冷前線より南から湿った空気が北上するパターンの
  ほうが雷雨が多い感じがしました。
   
 ・スマホ・タブレット用のサーモグラフィの紹介
   サーモグラフィで撮った雲は高度の低い雲は赤く高度の高い雲は温度が低いため青く映る
   ため、雲の高度がわかる、
   懇親会で使えばビールが冷えているかどうかもよくわかる。
   FLIRで検索すれば通販で買うことができる。

懇親会はジョイフル前橋本店で行い、インターハイの話や車の話で盛り上がりました。
次回は9月7日(土)の予定です。
2019年07月10日|群馬部会:群馬部会