Originated: 2011-09/16, Last Updated:2013-09/17
学校講義番号:#SL02  「雲とお天気の関係」、3分間のミニ講義: 
 
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【お天気は雲の模様の服を着ている】
  みんなは、「雲」をみたことがある? 
  どんな雲をみましたか。
  今日学校へ来るときに見た雲は、手を挙げて---------.
  その時、どんな天気だった?
  風はどんなだった? 雨は?
 
  雲はいろんな形をしていて、自然のルールにしたがって
  発生します。
  雲のでき方や形は、さまざまあります。
  そして、お天気ととても関係が深いです。

★ 【お天気はどうしてできるのだろうか】   雲は、目に見えない水蒸気が水の粒になったできています。   水蒸気は、風に運ばれてきて、山の斜面に当たって、上昇し、雲になります。そして雨になります。   気温が低いときには、(雨にはならずに)雪になります。   陸地の真ん中では、山がなくても、太陽が地面を熱して、暖かくなった空気が水蒸気を空の上に運び、   雲となり、雨となります。
【いいお天気】
    お天気がいい時は、空高く薄い雲ができます。
    飛行機雲ができる高さです。

巻雲  5-13km
高高度に出来る。雲の厚さは薄くたいてい透けて見える。
飛行機雲が出来る高度でもある。
【悪いお天気】
    黒い雲が垂れ下がったようになり、間もなく雨となります。
乱層雲  2-7km
【キビシイお天気】
    遠くに立ち上がって見える雲です。
    その雲の下では、風が強く吹き、強い雨が降ります。
積乱雲  地面-13km
★ 【雲の形を調べてみよう】   「十種雲級」と言って十種類もの形の変わった雲があります。   みなさん図書館で調べてみてください。(「十種雲級」を「十種雲形」という人もいます。)   また、毎日どんな雲が出てきたか、スケッチしてみると面白いですよ。   本日の講義は、これで終わります。 ★ 【実験して見よう】参考:学校実験番号#SE03-ボトルの中に雲をつくる実験   (1)ペットボトルを1本、マッチ、線香を用意する。      ボトルの中に、水を少しだけ入れる。線香の煙を入れ、キャップでふたをします。      ボトルの胴体を強く押して、へこませる。パッと手を放すと、ボトルの中に雲ができます。
学校講義番号:#SL02  雲とお天気の関係
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