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Last Updated:2001-9/16,9/21,2002-2/03, 2003-6/26, 6/30
平成13年度第1回(8月実施)気象予報士試験、解答予想及び検討
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学科試験解答(予想です)
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一般学科
問題..解答予想と検討
# #
1......2
2......4
3......5 混合比の定義(全体が1kg、その中に乾燥空気と水蒸気が存在する。
水蒸気の単位はkgで無く、g(グラム表示)であることに注意)
このため、計算の過程で、gのケタがkgのケタに比べて1000倍も
小さいので、近似計算、即ち微小項が省略されることに注意。
4......1
5......3 雨滴の体積の計算式として、球の体積=(4π/3)x(rの3乗)を
思い出すこと。半径が2倍になったときの体積は上式のrを2rに
置き換えること。
6......5
7......1
8......1
9......1
10.....3
11.....4
12.....2
13.....5
14.....5
15.....2
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専門学科
問題..解答予想と検討(2002-2/03解答作成)
# #
1......3
2......5
3......3
4......3
5......3
6......1
7......3
8......4
9......3
10.....3 ??どうもこの手の問題は、苦手です。
11.....1
12.....1 a,bを変数とするMEとRMSEの連立方程式を立てます。
13.....2
14.....5
15.... 2
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実技1試験解答予想と検討
支援センターの解答を見て下さい。
ここでは、気付いた点、注意点、問題となりそうなことのみ記載します。
問1
(1)11番の箇所:私は「停滞」としましたが、支援センターの解答は
「ほとんど停滞」となっています。厳密に言い分ける必要があるか
否か分かりません。
(2)解答を「雨にするか、曇りにするか」迷います。
「曇り」、
「湿数3以下の湿潤域及び上昇流域にあり、雲
の発現が予想される。一方地上天気図には、
前12時間に降水が予想されていない。」
キーポイントは、24時間予想図で、前12時間降水量が0で
あることに気付くことです。→ 従って、「曇り」と解答します。
そのほかの理由付けが、なかなか難しい、と思います。
私は、700hPaでは上昇流域ではあるが、850hPaでは、
どちらかといえば寒気移流の場である、と考えます。
また、東日本の太平洋岸には、寒気が入り込んできていることも
理由としてあげても良いのではないでしょうか。
(3) 地上気圧は、その上空の大気の全重量により決まります。
よって、下層の状況だけで、地上気圧の高低を議論できないと
考えられます。設問として、与えられている条件だけでは不十分な
気がします。
答えるとするならば、「500hPa以下の気温が周辺地域よりも高いと
推定され、空気重量が軽くなっているため。」
問2
(1) 北東気流の入り込みに留意して描くこと。
(2) 中部地方と太平洋側の2種の雲域となるであろう。
(3)
(4) 「オホーツク海高気圧からの気流が東北地方の
脊梁山脈にさえぎられ、停滞したため、太平
洋側は低温、曇天となっている。」
問3
(1) 有義波の定義です。
(2) 「Y地点の方が、吹続時間及び吹走距離が長く、
波高が高くなった。」
(3) 「平均的には波高の低い波に見えても、時には
高い波が発生すること。」
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実技2試験解答予想と検討
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問1 天気図記号シッカリ読みこなし、且つ気象の学科の知識も動員すれば
特に難しいところは無いでしょう。
問2
(1)相当温位及び風向を含めて解答すること。
(2)大気の状態がどのようになっているかの
イメージを持つことが大事です。
問3
(1) 湿数の算出の仕方に注意。
(2) 秋になると、水蒸気の補給が少なくなり、高くまで発達しない。
(3) 日本海側大雪の典型的な問題です。顕熱、潜熱がキーワードとなるでしょう。
(4) 離岸距離、雲域減少がキーワードとなるでしょう。
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E-mail:satoh@ny.airnet.ne.jp
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