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2009年10月22日
【報告】筑波宇宙センター見学会
日本気象予報士会の皆様 天気図を囲む会MLの皆様 北関東支部の皆様 小林@北関東支部(茨城部会)&天気図を囲む会 です。 平素より大変お世話になっております。 10月17日(土)に開催しました、「北関東支部・天気図を囲む会」共催の 標記見学会について報告をさせて頂きます。 先行でforumにご報告頂きました野瀬様、どうもありがとうございました。 【報告】 1.日時 10月17日(土) 13:00?16:00 2.場所 筑波宇宙センター(以下TKSCと言います@茨城県 つくば市) 3.参加者 11名 (内訳: 茨城県;2名、栃木県;1名、東京都;3名、神奈川県;1名、千葉県;1名、 埼玉県;2名、大阪府;1名) 4.見学内容(抜粋) (1)H2ロケット実機 TKSC正門を入ると、日本で最初に打上げた型式のH2型ロケットの実機が 「デン」と置いてあります。「ホンモノである」ことを認識すると、初めての方は その大きさ、精巧さに度肝を抜かれます。(現在はH2A、H2Bが使われています) (2)GPS宝探し 敷地奥の広大な「空き地」に埋まっている「宝物」をGPSを利用して探し当てる ゲームが行われていました。しかし・・・我々はその広さに、参加を断念しました。 (3)H2Bロケット発射時の音響体験 本年9月にHTV試験機を搭載して打上げた新しい「H2B」ロケット打上げ時の 音響を疑似体験しました。 (4)きぼう運用管制室 「きぼう」における宇宙実験は、TKSCの最も奥に位置するこの部屋と交信 しながら行います。管制員とテーマを司る研究者の先生、そして宇宙ステーション に長期滞在中の宇宙飛行士が一糸乱れぬ協力体制で臨みます。見学時も勿論、 宇宙実験のオペレーションが進行中でした。 (5)宇宙実験棟 7月に打ち上がり、「きぼう」での運用が始まっているMAXI(マキシ:地球から 見た全天の宇宙地図をX線撮影で描きます。「きぼう」が地球を1周する度に 僅かな宇宙の変化を捕まえます。)の最新の成果を中心に、各種宇宙実験の 原理を、実際に装置開発に携わる開発員が解説してくれました。また、結晶生成等、 一部は実験を体験することができました。 この他、TKSCと米国ヒューストンを生中継し、宇宙飛行士の生出演があったり、 各種講演会、実験ショー等があったようです。時間の制約等から時刻を区切って 行われる催しと、一部の展示建屋をSKIPせざるを得ませんでした。 (おまけ) (1)スタンプラリー イイオトナが子供に帰ってチェックポイントを制覇、全員が特製ピンバッジを ゲットしました! (2)宇宙食 お土産(おやつ!?)に宇宙食を購入する方が多かったようです。私も食べましたが 「レトルトカレー」は結構美味しいです(カレーフレーバーが強め、塩分控えめな感じ)。 購入された皆さん、どのようなお味だったか、教えてください! 5.懇親会(9名参加) 17:00より、つくば駅前 筑波西武内、「浪花ろばた 八角」 にて。 心地よい疲労の中、にわか雨をやり過ごしながら3時間ほど盛り上りました。 みんな、ちゃんと帰れたよね、ね!? (高速バス組は車内で爆睡してました・笑) 6.感想 (1)今回は「気象」のイベントではありませんが、「宇宙科学」と「気象は」「理科」の 多くの分野の他、人文科学、社会科学を含めた「総合科学」の領域にあり、「気象」 に相通じるものがあります。その点、野瀬さんのご報告[forum45741]と同感です。 (2)今回のようなイベントが地元近辺でしか実は認知されていない現状を、常々 「勿体無い」と思っておりました。今回の見学会は「気象予報士」という?がりを頼りに 各地からご参加頂きました。この点、大変うれしく思います。 以上です。長文失礼しました。