日本気象予報士会北陸支部
入道雲はどうしてできるの

入道雲(積乱雲)とは、強い上昇気流によって空高くまで発達した雲で、高さは10qを 超えることもあります。 激しい雨や雷雨をもたらしますが、30分〜1時間程度で、 数キロから十数キロの狭い範囲に限られます。
下の画像を クリックすると 暖かい空気が 上昇する様子が 見られるよ



下の画像を クリックすると ペットボトルで 雲ができる様子が 見られるよ
夏の強い日差しで 暖められた空気は 水蒸気と一緒に 空へと上昇します
上昇した空気は 上空で冷えて 雲をつくります



空気はふくらむと温度が下がり、水蒸気が水滴となります。これが雲です。 実験ではわかりやすくするため、水のかわりにアルコールを使っています。
あっという間に 大きな雲になって 雨や雷になるんだ

ゲリラ豪雨 って何?
あちらこちらで短い時間に非常に激しく雨が降る状況のことを、一部の報道機関などで 「ゲリラ豪雨」と呼んでいます。しかし、この言葉は気象庁では使用しておらず、 正式な用語ではありません。
特に気温が高く暑い日や 上空に寒気があると 雲は発達して 激しい雨や雷雨を 起こすことがあります