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一般社団法人日本気象予報士会
北信越（新潟・長野・北陸）三支部合同例会
（北陸支部第28回例会）

日時：　平成22年5月22日（土）　11:15-16:30
場所：　東京電力株式会社柏崎刈羽原子力発電所
　　　　（新潟県柏崎市青山町16-46）

参加者：
　　富山県・・・藤田、錦織、中川
　　石川県・・・山下、宇田、立花、中村、平松
　　　以上、北陸支部　8名（順不同：敬称略）
　　新潟支部・・・11名
　　長野支部・・・6名
　　　　合計　25名

内容：
　11:15　柏崎駅前、東京電力柏崎エネルギーホール集合
　11:20-11:40　送迎バスで移動
　11:40　東京電力柏崎刈羽原子力発電所サービスホール着
　11:45　開会・事務連絡・本人確認
　11:45-12:15　昼食（弁当）
　12:15-13:10　概要説明・紹介映画視聴
　13:10-14:15　サービスホール展示見学
　14:15-16:10　発電所内見学
　16:10-16:30　質疑応答
　16:30　閉会、送迎バスで柏崎駅前へ移動
　17:00-19:00　懇親会
　　　　　　（柏崎駅裏　遊食市場「安旬楽（あぐら）」）

　東京電力（株）柏崎刈羽原子力発電所は、新潟県柏崎市と
刈羽村にまたがる約420万平方メートルの敷地に、
沸騰水型原子炉による出力110万kWが5基（1号機〜5号機）、
改良型沸騰水型原子炉による出力135.6万kWが２基
（6号機、7号機）の合計7基が設置されており、
出力821.2万kWは世界最大の原子力発電所です。
　しかし、平成19年7月16日午前10時13分に発生した
新潟県中越沖地震により、すべての原子炉が停止しました。
地震後の点検・復旧・耐震補強作業の結果、現在までに
7号機と6号機が発電を再開しています。
（なお、見学当日に1号機が運転再開の予定でしたが、
給水ポンプ系統の不具合で、運転再開は延期となっています。）

発電所に隣接するPR施設のサービスホールでは、
発電所の概況を担当スタッフの方からスライドで説明して頂き、
発電所が出来るまでの紹介映画「遥かなる道」を鑑賞しました。
また、最上階から発電所方向を眺め、展示された模型で
発電所の構造や原子力発電の仕組みについて説明を受けました。

発電所内へは、サービスホールからバスで移動し、
運転中の6号機（発電機とタービン）、
定期点検中の7号機（原子炉）、および6号機・7号機
の中央制御室を見学しました。
なお発電所の安全管理のため、発電所内に入るには、
事前の見学者名簿提出のほか、当日の本人確認、
金属探知機による持ち物検査、前後に扉のある
1人ずつの入場ゲート（2箇所）を通過するという、
非常に厳重な管理体制が敷かれていました。

見学の最後に発電所敷地内の展望台から、
発電所建屋、排気筒、そして避雷鉄塔を遠望しました。
発電所敷地内に年間100回ほどの落雷（主に冬季）が
あるそうですが、そのほとんどを3本の避雷鉄塔で
受けているとのことです。

見学会終了後の懇親会には、三支部の合計20名が参加し、
飲み放題のお酒と海の幸などを楽しみながら、
お互いの自己紹介をして交流を深めました。

最後になりますが、三支部合同例会にご尽力頂いた
東京電力の皆様、新潟支部の関係各位に
深く御礼申し上げます。

　　　　　　　　　　　　　（文責：平松）
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