----------------------------------------------------------- 日本気象予報士会北陸支部 第22回例会・第4回支部定期総会 日時: 平成21年4月18日(土) 13:00-17:00 場所: 金沢市中央公民館彦三館 視聴覚室     (金沢市彦三町1丁目15番5号) 出席者:     富山県・・・藤田、長谷川、斉藤、平島           笹倉、鍛冶、山本、松島     石川県・・・由比、谷、天野、立花、           松田、中村、小林、私市、           氏森、北村、山下、平松    以上、20名(順不同:敬称略) 内容: 1.開会  初参加の方が2名おり、最初に全員の簡単な自己紹介をしました。 2.北陸支部第4回定期総会  支部定期総会当日における北陸支部会員数は35名、 出席会員数20名+委任状提出10名で総会は成立しました。 事務局から提出された議案(昨年度活動報告、決算および監査 報告、今年度活動報告および予算案、規約改正、役員選出)は、 出席会員の賛成多数により、すべて承認されました。 なお今年度中に本会の一般社団法人化に伴う支部組織変更の 可能性があることから、以下のように昨年度の支部役員が 本年度も継続することになりました。 支部長<支部長>: 平松章男 副支部長: 長谷川健 事務局(連絡担当)<連絡責任者>: 平松章男[兼務]、 事務局(会計担当)<会計責任者>: 中村繁之 会計監事: 山本好和 個人情報管理責任者:平松章男、個人情報取扱者:中村繁之 (< >内は、本会における役割) 3.話題提供 (1)私市喜八郎さん 「季節の天候推移&大寒まっただ中の寒波(別名:七尾のドカ雪)」 私市さん恒例、季節の天候推移のお話では、昨年後半頃から頻発した 気象現象に起因する航空機事故や海難事故へのコメントがありました。 またこの冬の寒波は5回ほど到来したようで、その中でも今年1月 24日〜27日の大寒の頃に能登・七尾市付近でドカ雪となった 原因について、当時の天気図、レーダーエコー、雲画像、 アメダスデータなどを検討しました。さらにこのとき道路除雪が 追い付かなかったことに対する、除雪体制再構築の提言もありました。 (2)天野智裕さん 「2006年6月10日に南西諸島で発生した降水システムの構造」 大勢の気象予報士の前で話をするのは初めてと言う天野さんが ご自身の大学院時代の研究について、梅雨前線とは何ぞや、という ところから、北陸と沖縄の梅雨期の違い、観測場所である沖縄の 多良間島や下地島の写真、ドップラーレーダーの紹介とデュアル ドップラー解析についての解説、そして珍しい観測結果である 梅雨前線と斜交する降雨セル列の構造を、図表や動画も交えて 非常に分かりやすく説明して下さいました。 (3)笹倉堂史さん 「気象技能講習会(新潟・上越)参加報告」 去る3月20日(金・祝)に新潟県上越市高田で開催された 気象技能講習会(「数値予報の実際と最近の動向」)について、 その概要をお話して下さいました。また同時に、大河ドラマの 舞台となっている上越市各地を訪問した写真の紹介もありました。 さらに次の気象技能講習会(長野)についても案内して頂きました。 4.業務連絡事項 今後の行事予定について話し合いました。 なお、北信越(北陸・長野・新潟)三支部合同企画については 現在調整中であり、今しばらくお待ち下さい。 5.懇親会 : 17:30〜19:45頃 場所: 居酒屋「座・座(ざざ)」 参加者: 17名 この時期が旬の野菜や魚を肴に、気象にまつわる 話題で大いに盛り上がりました。               (文責:平松) -------------------------------------------------------------