------------------------------------------------------------ 日本気象予報士会北陸支部 第5回例会・懇親会 日本気象予報士会ミニ案内会(北陸) 日時: 平成18年5月13日(土) 13:00〜17:00 場所: 金沢市中央公民館彦三館 2階・視聴覚室 参加者: (※)印は初参加の方々       富山県・・・由比、門木、長谷川、斉藤(※)、山本       石川県・・・榎本(※)、立花、南、柳瀬、中村、              谷(※)、私市、宇田、武田(※)、              北村、山下(※)、平松       京都府・・・土井  以上、18名(順不同:敬称略) 内容: 1.日本気象予報士会ミニ案内会(北陸)  気象予報士試験に新規合格した方、既に気象予報士でありながら 日本気象予報士会に未加入の方をはじめ、古参(?)会員の皆さん にも向けて、日本気象予報士会の活動紹介を行いました。 北陸支部・支部長の私市(きさいち)さんの開会挨拶と参加者全員の 1分間自己紹介に始まり、日本気象予報士会の概要、ロゴマークの 説明、定期総会、役員および理事会、知識習得/知識普及活動、 気象関連機関・団体との連携、映画試写会や演劇後援、各支部の 地域活動や有志親睦団体活動(例:長期予報利活用研究会)、 入会方法や変更届、ホームページやメーリングリスト、天気図画像 ファイル提供サービス(SUGDaSS)などの説明をしました。 また北陸支部についても、概要や設立経緯、これまでの例会など 活動実績、北陸支部への加入手続、今後の活動予定の紹介を 行いました。(総合司会:平松) 2.話題提供 (1)由比栄造さん・・・「台風に関するあれこれ」 いよいよ台風シーズンに入ることから、台風に関する「トリビア」的な 話題をお話して下さいました。台風とは?から、台風には 名前がついている?、ハリケーンがタイフーンに変わることがある? 台風の年間発生数の記録は?、台風が5個並んだことがある?、 台風の上陸が取り消されたことがある?、「藤原効果」って何? 1番長命の台風は?、、、などなど、会場は「へぇ〜」の連発でした。 この話題提供に合わせるために、今年の台風1号も発生した?? (2)宇田英史さん・・・「5月1日の長時間雷雨 予想できたか?」 衛星写真、レーダーエコー、電計資料、エマグラム、雷探資料、 ドップラーレーダー等の資料から、5月1日夕方5時までに あの一晩中続いた雷を予想できたかを、皆さんで検討しました。 観測資料や予想資料から、雷が発生しそうなことは分かっても、 まさか12時間も継続するとは、さすがに予想するのは難しいですね。 検証のための資料から、普段は西から東に移動する寒冷前線が、 北から南にゆっくりと移動したためであることが、(後から見ると) 原因と分かりました。 (3)北村守次さん・・・「光化学オキシダントにご注意を!」 大気環境監視業務に従事されている北村さんが、光化学オキシダント (光化学スモッグ)発生のしくみ、発生条件、石川県での注意報等 発令基準、さらには過去の石川県における注意報等の発令事例を 紹介して下さいました。工場や自動車排ガスの少ない七尾地域で 発生したのはなぜ?というお話では、気圧配置などの気象条件から 検討を加えました。 3.業務連絡 北陸支部設立総会・記念講演会を、7月1日(土)13:00〜15:30に 金沢市の石川県立生涯学習センターで開催します。 記念講演には、北陸地域の雷活動研究では第一人者である 航空自衛隊の道本光一郎・理学博士をお招きします。 (なお詳細については、後日改めてご案内します。) 設立総会時には、決算や予算、事業報告や事業計画の審議、 北陸支部の役員選任、支部規約の承認等を行います。 4.その他  最後に参加者全員の記念撮影を行いました。 懇親会 時間: 17:30〜20:00 場所; 「座・座(ざざ)」(別院通り商店街の居酒屋) 参加者: 14名 内容:  新潟支部・支部長の内藤様からの差し入れ「越乃寒梅」を頂きながら、 「気象に関するよもやま話」で盛り上がりました。 (感謝!) 北陸支部の今後の活動にも、夢が広がり・・・。                   (以上、文責:平松) ----------------------------------------------------------