------------------------------------------------------ 日本気象予報士会北陸支部設立準備会 第2回例会・懇親会 日時: 平成17年11月5日(土) 13:00〜17:00 場所: 金沢市中央公民館彦三館・第一会議室 参加者: 富山県・・・長谷川、中沢、山本、中川       福井県・・・江守       石川県・・・立花、中村、宇田、花田、私市、北村、平松       兵庫県・・・古瀬       京都府・・・土井       三重県・・・鵜山  以上、15名(順不同:敬称略) 内容: 1.はじめに  開会挨拶(私市さん)、参加者ミニ自己紹介(全員) 2.話題提供 (1)宇田英史さん(小松市) 「雷、冬季雷について」 夏と冬の雷の違い、雷の発生条件、雷雲の構造、積乱雲の発達過程、 雷の種類、雷雲中の電気発生機構、放電の種類など、雷の基礎講座に加え、 宇田さんのお仕事に直結した航空機への空中落雷、ダウンバーストや 地上用雷電探知装置(LiDAS)のお話など、動画や貴重な写真・映像を 交えたお話をして下さいました。 (2)立花玄教さん(金沢市) 「台風200423号による石川県の風倒木被害について」 昨年10月に日本へ上陸した台風23号によって、立花さんのお仕事に 影響のあった風倒木被害についてお話下さいました。被害が津幡町を 中心とする金沢市北部に集中した謎を、周辺の地形との関連を地図と アメダスデータを見ながら考察しました。倒木の原因は、富山湾からの 北東風が富山・石川県境の宝達山と医王山との間にある谷間をちょうど 吹き抜けたためでないか、という結論でした。 (3)平松章男(白山市) 「長期予報利活用研究会の勉強会報告その1」 東京で開催された長期予報利活用研究会の様子の報告と、 長期予報の基礎知識について話をしました。 特に、長期予報を困難なものにしているカオスの性質と、 アンサンブル予報、確率予報について説明しました。 3.業務連絡 (1)日本気象予報士会への要望・意見 出来立てホヤホヤの日本気象予報士会パンフレットを見ながら、 各地の地方支部・組織の活動、会の法人化に関する説明を 行いました。平松が取りまとめた要望・意見を、地方支部組織 連絡会議で報告致します。 (2)次回日程 次回(第3回)例会は、2006年1月28日(土)に、今回と同じ 金沢市中央公民館彦三館を予定しています。 懇親会: 17:40〜20:00  場所: 「座・座(ざざ)」(別院通り商店街の居酒屋)  参加者:11名  内容: 今日の話題提供に関連した談義で話が弾みました。       そのうち見学会も実施しよう、という案も出ました。                             (以上、文責:平松) -------------------------------------------------------------