第75回広島県支部例会
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1.日時  2012年12月15日(土) 13:00〜16:50

2.場所  広島市西区民文化センター 和室(3階)

3.出席人数  例会:10名、懇親会:7名

4.議題 

 

1)12夏季大学での聴講内容報告(中野さん)

8/25に京都で開催された'12夏季大学において、

京都大学防災研究所 榎本剛氏により講演された

『モンスーンと沙漠と偏西風 〜日本に夏をもたらす大気循環〜』

の聴講内容について中野さんより紹介された。

チベット高気圧、小笠原高気圧、太平洋高気圧の

3つの異なる高気圧の成因と
特徴の他、シルクロード・パターン

というテレコネクションパターンにより、


小笠原高気圧と太平洋高気圧とが合体すると、

日本付近で猛暑となるメカニズム
について説明された。

2)話題提供「北極圏の温暖化と偏西風蛇行に伴う異常気象」(井澤さん(姫路)) 

近年の偏西風蛇行による異常気象が、北極圏の温暖化に由来するものだと

いう見解について、井澤さんから紹介していただいた。

北極海では多年氷の占める割合が減少しており、夏に氷で覆われる

面積が小さくなってきていること、氷で覆われる面積の変動が増大することが

偏西風蛇行を顕著化させていること、北極圏の温暖化の直接的要因としては

PDO(Pacific Decadal Oscillation 太平洋10年規模振動)が考えられる

ことなど、ご説明いただいた。

     

3)話題提供「海上の気象場によって発生する津波」(田中さん)

九州西岸で冬季から春季に多く発生し、地元で「あびき」と呼ばれている

気象津波(Meteotsunami)について、田中さんが現在取り組まれている

研究内容を報告された。

シミュレーション結果の動画や、現地の被害写真を見せていただくことで、

比較的狭い範囲に特異的に被害をもたらす気象津波のメカニズムと

その恐ろしさについて知ることができた。

4)天気図検討会(全員)

3グループに分かれて、翌日12/16の広島市の天気を予報した。

                                                              最高気温          最低気温

A班: 晴れ夜一時曇り                                  15℃            9℃

B班: 晴れのち(18〜21時頃から)曇り       13℃            7℃

C班: 晴れ夕方から曇り                                14℃             6℃

 ※ 結果は、16日の広島市内は、最低気温:8.2℃、最高気温:14.6℃。                                                                             

   日中は師走とは思えないような穏やかな陽気の一日となり、夜遅くからは雲が広がりました。

例会終了後は、横川駅ビルにある『笑笑』に7名が集い、金環日食からひいきの野球チームの話題まで、

2012年を幅広く振り返りました。     以上です。   (今回の報告は土田でした)

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