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第19回波浪研究会

1.日時:平成22年11月13日(土)13:00〜17:00
2.場所:東京都中央区佃区民館 1号室
3.参加:合計18人
4.勉強会概要
(1)波浪の計算方法の説明
波浪予報は低気圧(高気圧)や台風の場合について風速や吹走距離の考え方、
図を用いた波浪の予想などについての解説。
(2)2009年10月8日の相模湾の神奈川県葉山での波高推定
台風18号に影響で一般の報道ではあまり目立ちませんでしたが、被害もでた事例です。
配布された天気図等を用いて各自が予想しました。慣れない人もいて(私もです)、
丁寧な指導を受け波浪予想に取り組みました。その後予想例の解説があり、
後日、予想例の資料が波浪研ダウンロードサイトにも掲載されました。
港湾工事等における実際的な問題を取り上げながらの波浪の考え方の話もありました。
(3)パソコンによる波浪計算
予想計算用のExcelファイルのインストールとExcelを用いた波浪予想の解説。
(2)で苦労した波浪予想が簡単にできその便利さを実感しました。
(4)波浪予想の解説
このときの様子についての動画の上映と解説がありました。
5.配布資料の内容
(1)波浪予報勉強会資料(波浪推定)
(2)天気図
 使用した天気図
 ASIA PAACIFIC SURFACE WEATHER MAP
 12Z 18Z 4TH OCT.2009
 00Z 06Z 12Z 18Z 5TH OCT.2009
 00Z 06Z 12Z 18Z 6TH OCT.2009
 00Z 06Z 12Z 18Z 7TH OCT.2009
 00Z 06Z 8TH OCT.2009
(3)実習に必要な道具
 デバイダ、コンパス、定規、鉛筆、消しゴム、電卓、色鉛筆
6.懇親会
13名参加 さらに二次会に行かれた方もいます。
7.感想
波浪と航空気象については初期の気象予報士試験に選択制で出ていたということで、
私も見たことはありましたが、実際の予想方法を知ることができなんとか方法は理解できました。
海運やマリンレジャー関係の参加者もいましたが、私は海に関係する仕事ではないのですが、
離島航路の運航状況に関心があるため、波浪にも関心がありその考え方がわかり有意義な内容でした。
講師の方々に厚く御礼申し上げます。

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