長期予報利活用研究会 第41回例会

日 時:2012年9月16日(日) 13:00 〜 17:00

場 所:東京文化会館(上野) 大会議室

内 容:「気候変動のカギは何か?」
 ◎気象学会報告: 地球温暖化論争を超えて            田家会員
メールにて京大の余田教授、名古屋大学の安成教授、国立環境研の江守氏と田家会員との間で行われた「温暖化予測は科学といえるか」といった点での新しい視点での議論について紹介があった。

 講演:太陽活動の気候への影響 −現在の理解と今後の展望−    宮原ひろ子氏
太陽活動と
宮原先生のお話で、「宇宙線が与える大気への影響は、アフリカから表れる」でした。人類の発祥もアフリカですし、何か関係があるのかななんて想像してしまいました。

☆太陽系・超新星・銀河系等々、超時間スケールな世界からの宇宙線が、地球の気候に与える影響の研究とはまいました。

 話題提供 15:45-17:00
   (1) 北極圏の温暖化と低緯度の異常寒波に関する考察      井澤会員

北極海の氷域の変遷、ENSO、PDO等の各種要素に加え、それらに大きな影響を与えていると
    考えられる太陽の黒点の活動周期との関係についての考察を中心に解説


   (2) エルニーニョ現象と日本列島の冬の気候          藤井会員