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      第2章は、演習問題の作り方を考えます。
           問題点の発見の仕方の研究になるでしょう。
           クイズを作ると言う遊びごころで、しかも奥の深い理解に到達できると思います。

「問題をいかに作るか」という観点からは、下記6通りの方法が考えられます。          1. 素朴な疑問を列挙し、疑問点の本質を発見する。                 (何が分らないのかをクリヤーにする)          2. 釈然としない説明を書き出して見る。                 (1.と同じことになるかも知れません)          3. 見る立場、観察する立場を逆転してみる。                 (たとえば、天動説、地動説のような)          4. 既存の論理・命題を否定してみる。                 (弁証法的論法)          5. 前提を変えたり、ゆるめたりする。                 (近似や省略等如何により、論理が成立しなくなる)          6. 「なぜ、なぜ、なぜ」と3回理由・原因を問うて見る。                 (どこまで追求すれば良いか、自問自答するようになる)

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