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日本気象予報士会活動
日本気象予報士会 総会

第9回気象予報士会定期総会を2004年5月15日に開催しました。
議事録は近日中に公開します。

  1. 日時:2003年5月15日 (土) (受付開始10:00)
     
    1. 記念講演 (1) 10:20 〜 11:20

      『気象衛星資料の利用、現状と将来』
      講師:気象衛星センター所長 村松照男 先生

      静止気象衛星「ひまわり」が打ち上げられて27年経過し静止気象衛星業務が成熟期を迎えるとともに、ひまわりのスピン衛星から3軸衛星のMTSATシリーズへの移行が目前に迫っている。新衛星の仕組みはどうなっているのか?新しい衛星資料がどのように変わるのか?どのような資料が提供され、今後の計画はどうなるのか?一方、今後ますます重要となる軌道衛星業務の今後はどうなる?などなど、激動期を迎えた衛星業務について資料利用を含め現状と将来について話題が提供される。
       
    2. 記念講演(2) 11:30 〜 12:30

      『平成15年1月29日の大雪による徳島平野部の交通障害に関する調査について』
      講師:気象予報士会 志摩恭臣 会員 (四国徳島)

      徳島をはじめ南日本では、わずかな積雪でも列車運休や道路大渋滞などの大きな交通障害が発生する。講師は、一介の気象予報士として、徳島市の大雪の日における交通障害事例をどのように調査し、いかに社会に役立てようとしたのか、その過程と結果が報告される。
       
    3. 定期総会 13:30 〜 17:30

      下のボタンから議案書全文、および改正後の会則全文をご覧いただけます。
      閲覧にはIDとパスワードが必要です。
       
      ID: 別途Commonにてお送りしたIDを入力してください
      パスワード: 別途Commonにてお送りしたパスワードを入力してください

      第9回定期総会議案書

       

    4. 懇親会 17:40 〜
       
  2. 会場:東京大学 山上会館 (さんじょうかいかん)
    • 記念講演、定期総会…………… 2F 大会議室
    • 懇親会…………………………… 1F 談話ホール
       
  3. 参加費
    • 記念講演、定期総会…………… 無料
    • 懇親会…………………………… ¥5,000- (学生¥4,000-)
                                              (当日会場で徴収いたします)

★定期総会、懇親会の出欠、委任状の提出をお願い致します。
下のボタンを押し登録をお願いします。5月13日(木)まで登録/修正が可能です。
なお気象予報士会事務センターからお送りした定期総会関連書類に同封の葉書でもお申し込みは可能です。5月10日(月)必着でお送りください

定期総会出欠 懇親会出欠 委任状提出

 


★総会当日昼食は中央食堂(安田講堂前地下)が利用できます。

年会費郵便振込票記入に関するお願い。
(年会費郵便振込票は、気象予報士会事務センターからお送りした定期総会関連書類に同封されています。)

  • 気象予報士会では、会員の地方支部への入会を促進するため、会員の地方支部・地方組織への入会状況あるいは入会希望についての調査と、地方支部・地方組織への個人情報の提供に関して同意されるかどうかの確認をお願いしています。年会費郵便振込票の通信欄にある2 つの質問事項にお答えください。
     
  • 質問(1)は地方支部・地方組織への入会状況あるいは入会希望の調査です。下記から地方支部・地方組織名称をお選びの上、括弧内にご記入ください。また現在既に入会済みかこれから入会希望か、どちらかに丸をおつけください。入会を希望されない場合は、空欄としてください。

    (地方支部) 仙台、埼玉、東京、神奈川、新潟、東海、関西、広島、西部
    (地方組織) 北海道、青森、栃木、茨城、千葉、静岡東部、四国、熊本、鹿児島
     
  • 質問(2)は、地方支部・地方組織への個人情報の提供に関する同意の確認です。同意される場合は(はい)に、同意されない場合は(いいえ)のいずれかに丸をおつけください。同意された場合にのみ、(1)でお選びいただいた地方支部・地方組織に対して、自宅住所とメールアドレスが提供されます。提供された個人情報は、支部案内などを会員の皆様にお知らせするためのみに利用し、その他の目的には利用致しません。なお同意の有無は、気象予報士会への入会の有無、および地方支部・地方組織への入会の有無には関係しません。
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日本気象予報士会 理事会

日本気象予報士会理事会では、常任理事会を毎月1〜2回程度開催しております。
理事会・常任理事会日程に関しては、このページでご紹介します。

第5回 日本気象予報士会 常任理事会 を次の日程で開催します。

日時:8月28日(土曜日) 13:00-17:00
場所:東京都中央区 八丁堀区民館 東京都中央区八丁堀4-13-12 第7号室
電話:03(3555)8641
最寄り駅 八丁堀駅(東京メトロ 日比谷線JR 京葉線)

常任理事会は日本気象予報士会会員に対して公開しておりますので会員の方はどなたでも参加可能です。なお会場収容人数の都合により参加ご希望の方は、事前に日本気象予報士会事務センターまでご連絡ください。

第6回 日本気象予報士会 常任理事会 を次の日程で開催します。

日時:9月26日(日曜日) 午後
場所:未定

常任理事会は日本気象予報士会会員に対して公開しておりますので会員の方はどなたでも参加可能です。なお会場収容人数の都合により参加ご希望の方は、事前に日本気象予報士会事務センターまでご連絡ください。

第7回 日本気象予報士会 常任理事会 を次の日程で開催します。

日時:10月23日(土曜日) 午後
場所:未定

常任理事会は日本気象予報士会会員に対して公開しておりますので会員の方はどなたでも参加可能です。なお会場収容人数の都合により参加ご希望の方は、事前に日本気象予報士会事務センターまでご連絡ください。

第8回 日本気象予報士会 常任理事会 を次の日程で開催します。

日時:11月20日(土曜日) 午後
場所:未定

常任理事会は日本気象予報士会会員に対して公開しておりますので会員の方はどなたでも参加可能です。なお会場収容人数の都合により参加ご希望の方は、事前に日本気象予報士会事務センターまでご連絡ください。

第9回 日本気象予報士会 常任理事会 を次の日程で開催します。

日時:12月18日(土曜日) 午後
場所:未定

常任理事会は日本気象予報士会会員に対して公開しておりますので会員の方はどなたでも参加可能です。なお会場収容人数の都合により参加ご希望の方は、事前に日本気象予報士会事務センターまでご連絡ください。

日本気象予報士会理事会、常任理事会、および前年度の気象予報士会幹事会の
議事録はこちらからご覧ください。

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会報「てんきすと」
 
日本気象予報士会では 会員の皆様向けに
会報「てんきすと」を発行しております。
最新号26号はこちらからご覧ください。(pdfファイル370KB)

日本気象予報士会会報「てんきすと」

  • The 話題
    • 移動幹事会にて挨拶をする石井会長
      支部を目指し仙台気象予報士会設立、
      移動幹事会も開催
  • The 特集-気象情報・防災情報を如何に伝えるか-
    • 土砂災害と気象情報
    • 気象警報・防災情報の伝達―現状と課題(1)
    • 気象警報・防災情報の伝達―現状と課題(2)
  • The 気象・予報技術Q&A
    • 台風情報の比較と特異台風の成因
  • The 海外
    • バングラデシュ気象局とモヘシュカリ島訪問
  • The 地方活動
    • 第24回八都県市合同防災訓練参加報告
    • 第3回 NPO勉強会に参加して
    • 第13回例会「報道と気象3」に参加して
  • The Books
    • 木村龍治著「自然をつかむ7話」書評
てんきすと26号
日本気象予報士会では会報「てんきすと」バックナンバーは下記からご覧ください。(pdf形式)
30号 29号 28号 27号 26号
25号 24号 23号 22号 21号
20号 19号 18号 17号 16号
15号 14号 13号 12号 11号
10号 9号 8号 7号 6号
5号 4号 3号 2号 1号


日本気象予報士会は2004年7月24日、第4回常任理事会において、
以下の「会報「てんきすと」投稿規程」を採択した
 

会報「てんきすと」投稿規程
 
平成16年7月24日一部改正
 
  1. 投稿から掲載までの流れ
    • 会員の皆様が投稿された原稿は、以下のような手順を経て掲載されます。
      「投稿」→「受付」→「査読」→「修正依頼」→「執筆者の修正」
      →「再投稿」→「受理」→「編集」→「掲載」
       
  2. 査読について
    • 応募された原稿は、会報「てんきすと」編集委員会にて査読します。
    • 原稿内容によっては、会報「てんきすと」編集委員会以外にも査読をお願いする場合があります。
       
  3. 原稿分量について
    • 原則として図表や写真を含めて半ページまたは1ページを目安とします。
      標準の文字フォント使用で文字数に換算して「1ページ2,000字」とします。
      また、この範囲内で、図表や写真、イラストなどで全体を調整します。
    • ただし、これを超える場合には、掲載号の調整を含めて、原稿分量について相談させていただくことがあります。
       
  4. 原稿の修正について
    • 執筆者の意向を尊重するため、原則として原稿の修正は実施しません。
    • ただし、会報「てんきすと」編集委員会の査読において、文章の内容を変えない範囲での若干の添削(誤字・脱字修正、表記・文体統一など)をすることがあります。その際には執筆者に連絡し、原稿の修正について相談させていただきます。
       
  5. 掲載の決定の通知
    • ご応募いただいた原稿の最終的な掲載・不掲載の判断、あるいは掲載する場合の掲載号については、常任理事会にて最終決定するものとします。
    • また、執筆者への掲載決定の連絡は「受理」段階で行ない、会報「てんきすと」掲載原稿とすることのみを連絡します。
    • 応募多数もしくはその他の理由により、掲載号が変更になることがあります。
       
  6. 応募原稿の注意事項
    • 原稿はワープロ化されたものを推奨します。また、手書き原稿の場合は会報「てんきすと」編集委員会にご相談ください。
    • 原稿は電子メールまたは電子媒体(CD-ROM等)の郵送にて投稿して下さい。
    • また、原稿は本文と図表、写真などの画像ファイルとを分けて投稿して下さい。
    • 写真を投稿される場合はデジタル写真を推奨します。なお、その際のファイル形式は問いませんが、解像度の高いものを推奨します。デジタル写真以外の写真については、ポジで投稿されると助かります。
    • 応募された原稿・写真等に関しては、原則としてお返ししません。
       
  7. 応募原稿の投稿先
    • 応募原稿の投稿先は、会報「てんきすと」編集委員会です。
      日本気象予報士会事務センター内
      ■電子メール: 日本気象予報士会事務センター
      ■郵送の場合:
         郵便番号: 107-0052
         住  所: 東京都港区赤坂7-6-52 ハイツ赤坂103
           (株)第一プランニングセンター内 日本気象予報士会事務センター
         宛  先: 会報「てんきすと」編集委員会
    • 電子メールの場合は、メールの表題に必ず「会報投稿用原稿」などと明記してください。
    • 電子メールには図表、写真、イラストなどの画像ファイルを添付することが出来ます。
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ホームページ、メーリングリスト


日本気象予報士会としてご提供しているメーリングリスト(ML)をご紹介します。
日本気象予報士会では、地方支部・地方組織の会員活動に対して無料でMLを提供しています。
ML提供のお申し込みは、リクエストフォームにご記入の上、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで お送りください。

【日本気象予報士会活動全般】

  • common

    日本気象予報士会事務センターからの日本気象予報士会会員向けMLです。
    日本気象予報士会事務センターのみが投稿できます。
    ML参加には入会が必要です。ML入会のお申し込みは、
    日本気象予報士会事務センターまで。

日本気象予報士会会員MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML参加には入会が必要です。ML入会のお申し込みは、
日本気象予報士会事務センターまで。

日本気象予報士会支部代表者MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML参加には入会が必要です。ML入会のお申し込みは、
日本気象予報士会事務センターまで。

日本気象予報士会理事会MLです。
会長、副会長、理事、常任理事、監事、顧問、および事務センター
の方々が登録されております。
理事会へのご意見など、どなたでも投稿できます。

顕著な気象現象追跡プロジェクトチームMLです。
プロジェクトに関するご意見など、どなたでも投稿できます。
ML登録には顕著な気象現象追跡プロジェクトチームへの入会が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

気象科学館(東京 気象庁内)案内員MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には気象科学館案内員への登録が必要です。
気象科学館案内員募集ページをご覧ください。

【日本気象予報士会地方支部活動:埼玉支部】

埼玉支部会員MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には埼玉支部への入会が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

埼玉支部世話人MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には埼玉支部への入会および埼玉支部世話人への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

【日本気象予報士会地方支部活動:東京支部】

東京支部会員MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

東京支部世話人MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には東京支部世話人への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

【日本気象予報士会地方支部活動:神奈川支部】

神奈川支部会員MLです。
どなたでも投稿できます。
ML登録には神奈川支部への入会が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

【日本気象予報士会地方支部活動:茨城気象予報士会】

茨城気象予報士会会員MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には茨城気象予報士会への入会が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

【日本気象予報士会地方支部活動:関西気象予報士会 京都部会】

関西気象予報士会 京都部会(世話人) 専用MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
(MLメンバーへの登録には、関西気象予報士会へのご入会と、
京都部会の世話人へ の登録が必要です)
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

【日本気象予報士会地方支部活動:その他】

関東地区有志による関東支部設立準備世話人MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には関東支部設立準備世話人への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

長野地区有志による長野支部設立準備会MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には長野支部設立準備会への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

北関東地区有志による北関東支部設立準備理事会MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には北関東支部設立準備理事会への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

関東地区有志による天気図検討会専用MLです。
MLメンバーのみが投稿できます。
ML登録には天気図検討会への登録が必要です。
お申し込みのご相談は、
日本気象予報士会情報システム担当常任理事まで 。

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気象予報士会新入会員案内会

気象予報士会新入会員案内会のご案内

気象予報士会新入会員の皆様、
そして気象予報士ではあっても、まだ気象予報士会にご入会されていない皆様、

気象予報士会は、会員相互の親睦を図りながら、気象予報士としての活動と技術研鑚に励み、
気象事業の振興や気象予報士の活動場の拡大に努めています。

そうした活動状況を新入会員の皆様に知っていただき、積極的に活動に参加していただくために、下記のように案内会を計画しました。

案内会では、会長、副会長を始め、幹事や関東各地の予報士会の代表が、皆様へのご挨拶を兼ねて、予報士会の案内をいたします。
どうぞ奮ってご参加いただきますよう、ここに謹んでご案内申し上げます。

なお講習会終了後、懇親会(3,500円程度)を予定しております。
こちらも奮ってご参加下さい。

気象予報士会会長
石井 和子
 

気象予報士会新入会員案内会

日時:4月24日 (土) 13時30分〜16時30分
会場:東京上野 東京文化会館4階 中会議室No.2
     JR上野駅 公園口改札前。会場へは楽屋口からお入り下さい。
費用:500円〜1,000円を予定

案内人:
石井 和子 気象予報士会会長 フリーアナウンサー
久保田 効 気象予報士会副会長 ウェザーニューズ 元気象大学校校長
平松 信昭 気象予報士会幹事長 日本気象協会
白石 晶二 気象予報士会幹事 ウェザーニューズ
東京、埼玉、千葉、神奈川各予報士会世話人代表

参加ご希望の方は、4月18日(日)までに、気象予報士会事務センター宛て申し込み下さい。必ず申し込み手続きをお願いします。
また、参加申し込み後欠席される場合も事務センター宛てにご連絡下さい。
 
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気象科学館案内員募集

気象庁気象科学館(気象庁本庁:東京都千代田区大手町に所在)では、一般市民に対して気象や地震の知識を普及するために、気象測器や数値予報結果のディスプレイ表示その他各種展示を行っています。

気象予報士会埼玉支部の申し入れにより昨年1月から土曜日にも開館されることとなり、気象庁からの要請を受けて、気象予報士会が土曜日の案内・説明員をボランティア活動で担当しています。これまで、延べ約120名の会員の方々に当番していただき、お陰様で土曜日開館は定着し、気象庁からは大変に感謝されるに至っています。

この事業は、気象予報士としての専門知識・技能を一般の人々に対して実際に活かす、気象予報士会としての社会貢献活動の一環であり、当番した会員からもそれなりの評価が得られています。幹事会としては、今後ともこの事業を継続していく考えであり、これまで当番した方々のご意見などを取り入れて、小中学生向けの天気図教室の開催や気象実験装置の充実など、気象科学館の魅力化について気象庁と相談していくつもりです。しかし、この事業がより充実し、安定した継続的なものとなるためには、できるだけ多くの予報士会会員各位のご参加とご協力がなければなりません。このことこそが、この事業の成功の条件だと考えています。

そこで、この事業をはじめて一年を経過したことでもあり、改めて、下記のとおり案内員の募集を行いますので、奮ってご参加いただきますようお願いいたします。
 
  1. 案内員の業務内容
    1. 気象科学館における案内、説明等
    2. 毎週土曜日の午前9時45分から午後4時15分まで
      (開館時間:午前10時〜午後4時)
       
  2. 応募者の条件
    1. 気象予報士会会員であること
      資格取りたて、あるいは資格を役立てる機会の少なかった会員の方も十分可能です。これまでも、このような方も含めてご活躍いただいています。また、経験者とペアで当番していただくなどの配慮も致します。
    2. 「通勤」の関係上、関東圏在住の方を中心にお願いいたします。
    3. 連絡を取り合う都合上、電話及び電子メールの双方で連絡が可能な方にお願いいたします。
       
  3. 当番回数等
    1. 年間、一人当り2〜3回程度
      (希望によりそれ以上の回数でもかまいません)
    2. 当番日は、各自のご希望により調整いたします。
       
  4. 交通費等
    1. 交通費は、実費を支給いたします。
      (ただし、予算の都合上、上限は往復で3000円です。)
    2. 昼食費として、1000円を支給いたします。
       
  5. 案内員としての事前研修等
    1. 正規の当番に就く前に、適宜気象科学館にて体験当番していただくことが可能です。 経験豊富な案内員の説明を受けることができます。
       
  6. 応募要領
    1. http://ichiplan.ddo.jp/yohocenter/ よりお申し込み下さい。
    2. 申し込みにあたり、次の事項についてご記入をお願いいたします。なお、案内員として登録した日に当番する日を申し込む必要はありません。
      氏名、交通費等振込み用銀行口座または郵便局口座、緊急連絡用電話番号、気象科学館案内経験の有無
    3. 随時募集中です。

平成16年4月
気象予報士会幹事会

 
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顕著な気象現象追跡プロジェクト
顕著な気象現象追跡プロジェクトについて

顕著な気象現象追跡プロジェクトは全国の気象予報士の共同作業によって、台風、爆弾低気圧、強い寒気団などに関わる顕著な気象現象を気象予報士会員多数により全国各地で観察を行い、後でデータベース化し参加会員などに配布、研究資料と使用しようとするものです。

全国の気象予報士の最大多数の参加により、一定の水準以上の目をもった観察者によるデータを広域かつ稠密なに集積することが可能になり、プロジェクトとしての意味合いが深まります。皆様の積極的なご参加をお願い致します。

また、本プロジェクトは本年5月の総会で活動方針として決定されましたが、いよいよ今冬より立ち上げて行くことにします。会員の皆様の参加と協力をお願いいたします。

顕著な気象現象追跡プロジェクト会議室
報告する会議室を選んでください。
観察対象区分や報告サンプルに関しては、次章以降をご参照ください。
観察にあたっては、報告する対象の低気圧や寒気についての投稿の「返信する」をクリックして報告用フォームを開いてください。

  1. プロジェクトの実施時期
    2003年11月15日から2004年3月31日までを第一期の観察対象とします。
  2. 観察対象
    以下のとおり、常時観察し報告する2つの現象と、呼びかけに基づいて実施する2つの種類の現象とします。
     
    区分 現象が起きたとき、いつでも観察し報告する 観察リーダーの呼びかけに基づいて観察し報告する。
    (観察対象となる低気圧や寒気は、このホームページ及び気象予報士会メーリングリストでご連絡します)
    現象 @接地逆転層の発生 A冬季雷の発生 B低気圧の発生から通過 C強い寒気の吹き出し
    主な
    興味の所在
    接地逆転層が発生しやすい条件や逆転層により起こる気象現象(肱川あらしなどの冷気流や霧など) 寒気の吹き出しと雷の発生のタイミングなど 低気圧の移動による悪天候の移動の仕方や地域的な現象の現れ方の特徴。 寒気による日本海側の雪雲の分布や太平洋側への流出のようす
    観察と
    報告の内容
    強い接地逆転層が発生した場合、霧や下層のチリなどの澱みなどから検知し報告する。9時の高層観測により、逆転層の高さが50m以上、または上−下底温度差が3℃以上を目安に、通報する。
    高層観測参照
    雷鳴や雷光、稲妻(雲放電、落雷)、単発か連続かの別、継続時間などを通報する。 雪や雨、風、地吹雪、気温などを、荒天の程度やその発生、強度の変化を中心に報告する。 雪や雨、風、地吹雪、気温などを、荒天の程度やその発生、強度の変化のほか、雪雲の流出や時雨について報告する。
    観察の
    ポイント
    冬、朝方、風が弱いとき、放射冷却などで接地逆転層が形成される。霧やチリなどが澱むことにより検知できる。写メールやデジカメの通報もする。 逆転層により起こる気象現象(肱川あらしなどの冷気流や霧など)も報告対象。 該当期間に観測したら、通報する。    
  3. 報告の手順や方法
    1. 居所や職場など自分のいる場所で気象現象を観察し報告する。
    2. 報告内容は、観察場所、観察時刻、観察内容
      (雨、雪、風の変化や程度、気温など。測器を持っていない場合が多いと思われるので定性的な情報でも可とする。)
    3. 報告に当たっては、専用報告フォーマットを設けるのでそれを使用する。
    観察と報告手順の手順について
    1. 報告のフォームについて
      報告フォームは「会議室形式」にしています。随時、開けて報告が可能です。会議室は観察する現象ごとに、次のような系統(ツリー)になっています。
      顕著な気象現象追跡プロジェクト会議室ツリー
      *「低気圧」と「寒気団」は、同じものを観察・報告し整理する必要があるため、観察対象の低気圧ごとにナンバーを振ります。観察対象は、その都度気象予報士会メーリングリストで呼びかけ、報告のための会議室に新しいツリーを作成します。
    2. 報告の流れ
      顕著な気象現象追跡プロジェクト報告の流れ
    3. 報告の書式

      専用フォーマットの見本
      おなまえ 氏名(予報士登録番号)
      E-mail ご自身のe-mailアドレス(必須入力項目ではありません)
      URL ご自身のホームページアドレス
      (必須入力項目ではありません)
      題名 観察対象を明記してください。接地逆転層、冬季雷、低気圧、寒気団(低気圧と寒気団は区別のために通し番号をつける)
      コメント 観察場所:
      郵便番号(できるだけ記入する)
      住所 住所が望ましいが、その場所がわかれば良い。
      (例:東京都中央区日本橋2丁目
      (例:宮城県仙台市 仙台駅
      (例:大阪府 名神高速豊中インターチェンジ付近
      (例:静岡県 東海道新幹線浜松掛川間
      (例:山梨県 八ヶ岳赤岳頂上付近
      (例:神奈川県、三浦半島上空:羽田−伊丹航空機より
      など記入してください。
      観察時間:年 月 日 時 分
      (JTC:日本時間で24時間制。年は西暦。)
      観察内容:風や雨は定量的になるように努力する。定性的でも可。
      画像ファイル 画像ファイルがあれば貼り付ける

      報告のサンプル
      おなまえ 冬野晴男(気象予報士登録番号 5001)
      題名 接地逆転層
      コメント 観察場所:郵便番号 220-0032 場所 神奈川県横浜市西区野毛山公園

      観察時間:2003年12月1日 7時10分

      観察内容:高台の上から市街地を見下ろすと、ホコリやチリが白っぽくよどんでいる。風はない。気温は手元の寒暖計で8℃。


      おなまえ 風野雷太(気象予報士登録番号 5002)
      題名 冬季雷
      コメント 観察場所:新潟県新潟市万代橋付近

      観察時間:2003年12月15日 13時28分(雷の場合はできるだけ時間は正確に記入してください)

      観察内容:北東方面に一発雷を観測。音が大きく、閃光から音が聞こえるまで3秒くらいだったので、発雷場所まで1kmくらいと思われる。まもなく、アラレが降る。雷の場合、方角や距離も重要な情報です

      画像
      (この写真は見本例です)

      おなまえ 北野雪子(気象予報士登録番号 5003)
      題名 低気圧 観察通し番号No5
      コメント 観察場所:郵便番号 086-1831 北海道羅臼町 羅臼の市街地

      観察時間:2002年12月31日 17時00分

      観察内容:それまで静かだったが、16時30分ごろから突然風が吹き出した。低気圧が北海道東海上に出たため山から吹き下ろしの風が強く、地吹雪で道路は交通止め。風速15mくらいで、ときどき突風で家が揺れる。


      おなまえ 風野雷太(山田太郎(気象予報士登録番号 5023)
      題名 寒気団 観察通し番号No6
      コメント 観察場所:郵便番号 241(以下不明)住所 神奈川県横浜市旭区(路上のため以下不明)

      観察時間:2002年 1月29日 15時 20分

      観察内容:朝から風が強かった。午後から曇り始めた。西の丹沢山地方面は写真のように雪雲がかかっているように見える。現在、西の風が約10m。気温は6度くらいで寒い。

      画像
      (この写真は見本例です)

      <参考>(気象庁のホームページを参考に作成)
      風の強さ:ビュフォート風力階級表
      風力 風速(m/s) 現象
      風力0 0.0-0.2 煙が真っ直ぐ上がる
      風力1 0.3-1.5 煙で風の向きが判る程度なびく
      風力2 1.6-3.3 葉が動く、風が顔に当たるのでわかる
      風力3 3.4-5.4 木の葉や小枝が動く
      風力4 5.5-7.9 砂埃が立ち、落ち葉が舞う
      風力5 8.0-10.7 池に波が立つ
      風力6 10.8-13.8 大きな枝が動き、傘はさし難い
      風力7 13.9-17.1 樹木全体が揺れ、歩きにくい
      風力8 17.2-20.7 小枝が折れて飛ぶ、風上に歩けない
      風力9 20.8-24.4 瓦が飛ぶなど人家に被害

      雨の強さ
      10mm〜20mm ザーザー降り
      20mm〜30mm 土砂降り。傘を差してもぬれる。
      ワイパーを早くしても見にくい
      30mm〜50mm バケツをひっくり返したような雨。道路が川のようになる
      50mm〜80mm 滝のような雨。傘はまったく役に立たない。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる
      80mm〜 息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感ずる

       
    4. 収集データについては当面、会議室で一覧することができます。
  4. 本プロジェクトの参加者
    1. 本プロジェクトは気象予報士会会員なら誰でも気象現象の報告が可能です。広域かつ稠密な観察結果の集積を主眼としておりますので、皆様の積極的なご参加をお願い致します。
    2. 本プロジェクトで蓄積されたデータベースは本プロジェクトへの報告参加者や会員に公開します。
 「顕著気象追跡プロジェクト運営委員」の募集について
本プロジェクトの運営のために「顕著気象追跡プロジェクト運営委員会」を設置することとし委員を募集いたします。委員会の主な役割は、@今回のプロジェクトのモニターと成果のまとめ(良かった点、問題点、改善点など)、A今後の進め方の提言や計画、の2点です。
本プロジェクトに関するご質問・お問い合わせは、メーリングリスト宛てお問い合わせください。どなたでも投稿できます。モニターや会議はWeb上でも行えますので地方の方も積極的なご参加をお願いいたします。
 
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幹事会主催「観測・予報実習」速報 ☆現業は大変?!☆
気象予報士会は2003年11月8日(土)・9日(日)の二日間、今年度事業計画「局地気象研究会」に基づき「観測・予報実習」を陸上自衛隊立川駐屯地に駐屯する管制気象隊で実施しました。
※ 人数が多かったため日帰り企画を2日に分けて実施しました。

今回、実習を実施するにあたり二つの目的がありました。
気象所での観測、及び予報の実習を通じ、気象予報士にとり必要な局地予報に関する知識、及び実務を肌で実感してもらうこと。
今後の同企画の全国への展開、あるいは支部への委嘱などの運営について必要な検討資料を得ること(問題点の洗いだし)です。

実施内容は概ね次の通りです。
08:30-08:40 集合(立川駐屯地正門前)
08:40-09:00 気象班到着後、予報官と観測員との対面式(自己紹介程度)
09:00-09:40 予報官による気象ブリーフィング(当日の気象概況の説明受け)
            及び観測器材、気象端末等の気象所の装備品の説明受け
09:40-11:00 観測講座(観測員による視程目標、及び観測した雲等の説明)
            航空気象観測の概要、観測項目・観測における着眼、コツ。
11:00-11:40 断熱線図記入・解析
11:40-12:00 12(I)の観測・予報(9時間予報)
12:00-12:40 昼食・休憩
12:40-13:00 13(I)の観測
13:00-13:40 12(I)の局地天気図記入・解析
13:40-14:00 14(I)の観測
14:40-15:00 15(I)の観測・予報(9時間予報)
15:00-15:30 翌日予報の作成
15:40-16:00 16(I)の観測
16:00-16:25 予報官を交えて翌日予報の発表
16:25-16:40 質疑・応答。
16:40-17:00 清掃。解散

このように、最初から終わりまで動きっぱなしの内容でしたが、みなさんめげずに最後まで頑張ってくれました。
なお、参加者ですが、遠くは大阪・兵庫・奈良・愛知から、上は63歳から下は25歳までと地域・年齢ともに非常に幅広い方々に参加して頂きました。

■土曜日 天気:上層雲のち下層雲

初日です。「朝から夕方まで計画したけれど間がモツカナ・・・」と企画した当の本人が一番緊張していたのは内緒です(笑) 飛行場地区に到着後「これで全雲量はいくつですか?」との質問に「全雲量は7/8です」と回答したら「えぇ〜!?」と皆さん驚きの声。そうです、そうなのです。空を見渡せば一面に巻雲(CI)。CIは一時「絹雲」と書かれていただけあって刷毛で描いたような雲なので青空がよく見えますが、この状態で全天を覆っていると雲量は7/8と観測するのが観測員。皆さんは雲量4/8程度と思われていたようです。「皆さん、誰もが通る道です。頑張って下さい。」とちょっと心の中で呟きました。
さて、皆さん気を取り直して予報官から気象ブリーフィング、20代前半の元気な観測員から気象観測器材・視程目標・雲等々の説明と、概ね「計画通り」に進みました。・・・が、今回は「計画」通りに進めること、即ち、「気象所での実務」に近いことをやることになりますので、一つの作業が終わらなくても時間が来たら次のことをやらなくてはいけません。しかも、参加者全員、観測して予報するのは初めてです。頼りになるのは、過去の観測値と自分の五感。そんなこんなで時間はあっという間に過ぎていきました。なお、気象庁の電計資料をもとに翌日の立川飛行場の予報をしたのですが、その時は見慣れた天気図に出会って安堵の雰囲気になっていた感じがしました(笑) その後、参加者から代表して2名の方に作成した翌日の予報を発表して頂きましたが、微に入り細に入りの細かな予報に予報官も感心しておりました。皆さん、予報は当たりましたか?

■日曜日 天気:下層雲から雨...

二日目です。一回やってだいたいのコツを掴んでいたので気は楽でしたが、時間を間違えて1時間前に来ていた人が約1名いたのは計算外です(笑)
日曜日は関西系のひょうきんな予報官ともうすぐ定年という観測の生き字引きのような大御所の組み合わせでした。しかし、もやっていて視程は悪く、唯一見える下層雲ももやの影響でよく見えません。どう見ても上級者向けです(涙) 因みに、土曜日は初心者向けの天気でした・・・。日曜日も昨日同様ほぼ「計画」通りに進みましたが、午後から小雨が降り出し観測は大変だったと思われます。因みに、この日は翌日の予報を作成しませんでした。引き続き、地上天気図の記入・解析を希望されたのでそちらを優先しました。

■つかの間の休憩 -昼食-

訳も判らず断熱線図を書かされ、12時の観測・予報をさせられててんやわんやの状態から、唯一の休憩時間である昼食になりました。両日とも隊員の皆様が食事をする「隊員食堂」でお昼ご飯を戴きましたが、土曜日は「サバ(丸々一匹)」、日曜日は「ロールキャベツ」がメインディッシュと豪華絢爛!美味しい食事とあってか緊張もほぐれて会話も弾み楽しい一時を過ごせたのではないかとおもいます(*^^*) 美味しい食事を作って頂き有り難うございましたm(_ _)m

■懇親会

さて、実習も終わり立川駐屯地をあとにして懇親会へ!やはり労働(?)の後のビールは美味しいですね。ほろ酔い気分で饒舌になりあれやこれやと盛り上がりました。
日帰り企画でしたので参加した皆さんは気がつかなかったでしょうが、実は土曜・日曜とも同じ店(;^_^A 予約した本人が言うのもなんですが、2日続けて同じ店というは出てくる料理が分かってしまいつまらないものがありますね(これも立派な問題点の洗いだしです)。
次回からは、気をつけましょう>宴会部長さん。

それにしても、皆さんたった一日でよくあそこまで出来たものだと感心しました。正直言って、自分が初めて観測に就いた時はとてもあそこまで出来なかったです。いや本当に・・・。
一日中考える暇も無く、観測・予報・天気図記入等々と走り回られていた参加者の皆様、とってもお疲れになったことと思います。また、このような場を提供して頂きました陸上自衛隊立川駐屯地の皆さまにはこの場を借りて厚く御礼申し上げます。

えっ、次回はいつやるのか?
それはわかりません(謎)

気象予報士会 企画担当幹事
堀江 譲 (埼玉)

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気象振興協議会

日本気象予報士会では、会員の皆様へ最新の気象業務に関する情報をご提供することを目的として、気象振興協議会に入会しております。同会ではほぼ毎月第1部会が開催され、
気象庁財団法人気象業務支援センターから情報が提供され意見交換しています。
第1部会には、毎回日本気象予報士会担当理事が参加し、このページにてご報告いたします。

気象振興協議会 第一部会報告はこちらからご覧ください。
気象予報士会会員の方のみ閲覧できます。閲覧にはIDとパスワードが必要です。

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パスワード: 別途Commonメーリングリストにてお送りしているパスワードを入力してください 

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メール会員ご希望の日本気象予報士会会員の方は、日本気象予報士会事務センター宛メールにてお問い合わせください。 手数料は必要ありません。
 
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日本気象学会 第38回夏季大学 気象実験助手募集

日本気象予報士会は、日本気象学会が主催する第38回夏季大学を後援し、今回のテーマである「気象実験」に、実験助手を派遣して協力することになりました。
夏季大学は、気象の教育と普及を目的として、例年、夏休みの時期に、教員、学生、一般の人を対象に行われている人気の気象学講座です。

今年の夏季大学は、下記により行われますが、このとき必要とする実験助手の人数は、次のとおりです。

  • 第1日目および第2日目の午後:7つの気象実験にそれぞれ2名ずつ
  • 第3日目午後:選択講義Aに1名、選択講義Bに2名

実験の予行が7月21日(水)に現地の気象大学校で予定されており、このとき助手としての要領を覚えていただくことになります。いずれもごく簡単なお手伝いと見られます。
(注) 実験(7)は予行なし。選択講義Aの予行は気象研究所で行われ、その日程は講師と個別調整していただくことなります。

実験助手を務めていただく方には、お住まいから気象大学校までの往復交通費(上限:1日につき2,000円)を当日現地支給します。

実験助手は、午前中の講義を無料で聴講することができます。

実験助手を希望する方は、次により応募してください。先着順で受け付けます。

◆ 応募手段

電子メールにより、日本気象予報士会事務センター宛て申し込む。

◆ 応募時の記述事項

タイトル:「夏季大学気象実験助手申し込み」

  1. 氏名および気象予報士登録番号
  2. 在住県名、自宅の最寄り駅、気象大学校までの片道交通費
    (バス代含む。選択講義Aの場合、気象研究所までの片道交通費も)
  3. 担当したい実験テーマ
    下記記載の実験番号又は選択講義記号(A, B) を用いて、第一希望から第三希望までを明記。
  4. 支援可能日
    実験(1)〜実験(7)については2日間通しての支援がベストですが、どちらか1日でも結構です。
    ただし予行には実験(7)を除き必ず参加していただく必要があります。

◆ 申し込み締め切り

7月12日(月)午前9時

なお、一般受講申し込みを希望される方は、日本気象学会ホームページの お知らせ」を参照し、直接申し込んで下さい。余席はまだあるようです。

2004/6/30
日本気象予報士会常任理事会

第38回夏季大学「新しい気象学」〜気象実験〜

主催:日本気象学会
後援:気象庁日本地学教育学会(財)気象業務支援センター日本気象予報士会
期間:平成16年8月4日(水)〜同6日(金)
場所:気象大学校(千葉県柏市旭町7-4-81)

講義内容 第1日目
8月4日(水)
第2日目
8月5日(木)
第3日目
8月6日(金)
10:00
~11:30
講義「気象実験」
講師 木村龍治先生(東京大学海洋研究所名誉教授)
気象実験の意義から工夫する点まで。実例を用いての解説。
講義「地球流体力学」
講師 酒井敏先生(京都大学総合人間学部助教授)
大気を水とみなした実験をとおして、大気の振る舞いへの理解を深める実験例を紹介。
 
講義「雲の物理学」
講師 山下晃先生(大阪教育大学名誉教授)
彩雲を作る実験や模型雪結晶を上昇風で支える実験をとおしての、子供のための雲物理実験についての講義。
 
13:30
〜16:30
気象実験実習(7つの会場で並行実施。各々約1時間×3回) 選択講義
(1) 氷晶実験
低温室の中で、条件を変えて、色々な結晶を作る。
A「データ解析と簡単な数値計算」
講師 榊原均先生 (気象研究所台風研究部長)
Excelを使って全国の気圧と気温の観測値の解析と、1次元の移流(形を変えずに移動)の数値計算などを行う。
 
(2) 雲実験
温度計・気圧計付き容器の中で、空気を圧縮しこれを断熱膨張させて雲を作る。 
(3) 雨滴落下実験
落下する水滴を上昇風で支え、水滴の大きさと落下速度との関係を調べる。
(4) 重力波・風下波実験
密度成層された流体中の重力波の伝播と、障害物の風下にできる波の様子を見る。
(5) 傾圧波・ロスビー波実験
回転水槽を用いて、回転流体中の傾圧波とロスビー波の伝播の様子を見る。
B「総観気象実習」
講師 澤井哲滋先生(気象研究所環境・応用気象研究部長)
研究地上天気図と高層天気図を使って色々な現象の把握を行う。
 
(6) 熱対流実験
下から温められた流体の中に生じる対流の様子を見る。
(7) 雷実験
いろいろな条件下での空中電界を観測。また、実際の雷の観測風景をビデオで紹介する。

なお、詳細については、日本気象学会ホームページをご覧下さい。

 
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日本気象学会 2004年秋季大会 スペシャルセッション

日本気象学会秋季大会が、2004年10月6日(水)〜8日(金) にアクロス福岡(福岡市中央区天神1-1-1)において 開催されます。

今回は、日本気象予報士会として、スペシャルセッション「気象情報と防災〜2003年夏の水俣市土石流災害は減災し得たか」を企画することになりました。
詳細は日本気象学会2004年度秋季大会の告示のホームページに記載の通りですが、標題の事例にかかわりなく、より一般的な立場から、例えば以前forum1にて話題となった「台風6号における教育機関の対応」や、「防災情報としての気象情報の果たす役割」などについての発表も歓迎しますので、会員の皆様の多数の応募発表をお待ちしております。
なお日程は、10月6日(水)〜8日(金) のうちのどれか一日になる予定です。

お問い合わせは、日本気象予報士会事務センターまでお願いいたします。

 
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小倉賞

気象予報士会では、第8回定期総会(2003.5.17)において、小倉義光先生の寄付金を基金として、「小倉賞」を設立しました。

「小倉賞」は、会の目的達成に著しく貢献した会員対し授与されます。受賞者候補は会員の推薦によってノミネートされ、その者候補の中から、このたび新たに発足した小倉賞審査委員会によって受賞者が選ばれます。当面の小倉賞審査委員は次の5名の方々で、初の授与式は第9回定期総会において行われ、受賞者には賞状と賞金5万円が授与されます。

小倉賞審査委員(敬称略、五十音順):
石井 和子、木村 龍治、久保田 効、富沢 勝、中井 俊介

「小倉賞」の推薦には、推薦書フォームに必要事項を記入して、気象予報士会事務センター宛てにメールにてお送りください。

今年度の「小倉賞」の審査等日程は以下の通りです。

  • 4月15日 委員委嘱
  • 4月21日 推薦募集開始
  • 4月30日 推薦募集締め切り
  • 5月10日 小倉賞審査委員会にて受賞者を決定
  • 5月15日 総会に併設して表彰

「小倉賞」の推薦条件は以下の通りです。

  • 推薦人、受賞候補者はともに
    気象予報士会会員であること。
  • 推薦書フォームはホームページからダウンロードして使用する。
  • フォーム毎に受賞候補者は一人とする。自薦は無し。
  • 推薦人は、複数の受賞候補者を推薦可能。(フォームを複数枚使用する)
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